陶芸とテッキー 工房拝見とお茶屋さん

公開日 : 2019年02月28日
最終更新 :
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先日、バークレーにある工房で "窯出し" を覗いてみる?と誘われくっ付いていった。

取り出された器が何とも美しい...

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陶芸作家さん達の緊張の瞬間なのだ。 外は肌寒かったけど作家の皆さんの表情は興奮に満ちていて、同じように見える作品も自分のはどれって分かるのが凄い、「これな何々さんの作品だ」とか即席品評会となっていたし、祝杯をあげていたりもした。  

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窯と言ってもガスあり電気あり、当たり前だけど薪で焼くのは、自然の炎なので "塩梅の技術" が必要だそーだ。

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工房とは言ってもかなり広くて、しかしすごく静かで、各人ロクロの前で真剣に制作しているアメリカ人であった。 かなり至近距離で見学させてもらってたんだけど、全く気付きもせず。 この集中力は尋常じゃないわ。

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こちらは、ちょっと楽しそうな色決め、でもきっちりこの色になるとは限りませんぞぉ〜

今、密かにテッキー(Techie)の間で陶芸が流行っている。 コミュニティカレッジでは以前からそのプログラムがあり、知り合いも少し通っていた。 あまりに浸透しすぎて「ITという言葉は既に死語」と言われ、テッキーでなければ人でない!と豪語する人もいる。 彼らは毎日新しいアイデアやモノを産み出し凄まじい速さで変化成長している華やかな業界ベイエリアの花形職業(?)そのテッキー達もふと振り返ると「自分は一体何をしたのだろう?」思う事があるらしい。 今日のアイディアは明日にはもう新しいアイディアにはならないのだ、産み出しても産み出してもそれは残らない"モノ"考える時間に追われ常に最先端を見据え続けなかれば他者には勝てない業界でもある。

陶芸は静かにロクロを回しゆっくり形ができ、そして出来上がった器は(壊れない限り)永遠にモノとしてあり続ける。 モノを作る人の究極の答えなんだわ。 そーねぇ禅の世界に陶酔したスティーブ・ジョブズもそうだったのかもね?  

この工房でも時折陶芸教室を開いているようで、とりあえず一日あれば作品の形はできるらしい(窯出しはまた別の日)

ブルーウィローお茶屋さんへ

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そこで造られた可愛い茶器が売られてるお茶屋さん

『ブルーウィロー(Blue Willow)』

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可愛いパッケージで地域別に並んだお茶、

すっきりとした陳列棚にちっちゃな茶器がちょこんちょこんと並んでた。

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ライトの隣にアンティークなヤカンもぶら下がってて、

(お湯は電気で沸かすより炎で沸かした方が美味しいと教そわった)

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お茶の産地マップです! 

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奥行きのある店内、奥には茶室もあり、お茶を点てることもできる。

空いてる時はここでお茶を飲むこともできるそうだ。

オーナーが直接産地に赴き探し当てたお茶達、今回は覗くだけだったけど、今度はじっくりお茶選びしてみたい。 場所は東京フィッシュマーケット、REI、ノースフェイスアウトレット、ホールフーズマーケットの近くなのでついでに覗いてみてね。

これからは花粉に悩む人も多くなるけど、お茶には花粉の症状を和らげる効果もあるそうで⭐︎

【Blue Willow Teaspot】

住所:1200 10TH ST Berkeley, CA 94710

電話番号:510-524-1923

営業日時:毎日11:00〜19:00(日〜18:00)

URL:https://www.bluewillowtea.com

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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