今年は1月25日 春節に向けて燃える商魂

公開日 : 2020年01月15日
最終更新 :
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年が明けると気になるのが、チャイニーズニューイヤー(Chinese New Year春節)がいつなんだろう? 

2020年は1月25日が旧暦の正月・春節

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サンフランシスコのチャイナタウンでは早くも日本で言う"年末商戦"が始まり、生活感たっぷり漂う "ストックトン通り(市徳頓街)"は店の前にテント張の出店が開いてた。

出店2両サイド - 1.jpeg

勿論両サイド、路上駐車する場所に設営してるんで、ただでもごちゃごちゃしてるのが更にごちゃごちゃになって(苦笑)文句を言われようが聞かぬふりして強引に縦列駐車をしなくちゃいけない。

DPT - 1.jpeg

交通整理の方も待機。 余計な心配だけどチャイナタウンの交通整理はある程度中国語が理解できる人がいい(と思う) 買い物は中国語が通じる方か用事は足りるし、何語であれ外国語は一切受けつない耳を持ってる店番の婆ちゃんもいる。 「信号守って〜」と外国語で言っても耳が受け付けないのでやはり母国語で言ってあげた方が意志の疎通は早そうな気がする。 

出店3赤い店 - 1.jpeg

"真っ赤な店" これほど分かりやすい祝い方もあるまい。 

カレンダー・提灯・お年玉袋・お祝いカード・電池で音が鳴る爆竹...etc全部"赤"

朱(アカ)を愛して止まない中国人だ。

福印リンゴ - 1.jpeg

他のリンゴは1個1ドルもしないので誰も買ってなかったけど、せっかくなので出店で"福"印リンゴ($2.99)を買った。 

売ってる姉さんも「あっちにもある(て風に)」指差してたが、春節の縁起ものだろぉ〜少々高くてもと買ってみた。 果物などの印は、熟す前に傷つけたり、日に当たらないように紙貼ったり、最近はレーザー刻印てのもあるらしいが何れも手が込んでるんで当然値段は高くなる。 当たり前の気がしたのだが、帰り道端っこで爺ちゃんが細い筆を持ってリンゴ箱に脇に座ってた。

気がついてリンゴ触って見たらなんと塗料で書いてるだけだった! 戻ってリンゴの箱みたら確かに手書き!同じ福でも手書き故皆違う!!  爺ちゃんの一文字で3倍の値段、商魂たくましき中国人、参った。 

【春節のイベント@チャイナタウン&ユニオンSQ】

1月18・19日 Flower Market Fair Grant Ave

2月8・9日 Chinese New Year Community Street Fair Grant Ave 9〜5pm

2月8日 Chinese New Year Parade Union SQ 5〜8pm

イベントに関して:https://chineseparade.com

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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