テンダーロイン・グライド教会の日曜礼拝でハレルヤ
真っ青な空の日曜日の朝。
2006年の映画 "幸せのちから(原題:The Pursuit Happyness)" の舞台にもなった教会『グライドメモリアル教会』 タイミングよく礼拝時間でドアも開いてたしキリスト教でもないが、久しぶりに行ってみた。
住所はエリス通りだけどテーラー通り側(ヒルトンユニオンSQ側)に教会入口がある。
螺旋階段をあがって行く。
礼拝場は二階になるが、階段を見上げると更に上の階へ続くまるでレースのような螺旋の手すりがとても美しい階段。
比較的こじんまりした礼拝場でも天井も高く、コーラスの声は響きそうだ。
梁の施しも手が混んでいて、教会の外とは完全に別世界。
この教会では、1日約2000食のご飯を作り、食べるのも困難な人達へ食事の提供をしている。 感謝祭では約6000食、市長自らターキーをカットしたりする。 ところがその活動によってホームレスの溜まり場になってしまっていたりという場所。 このテンダーロイン地区、元々肉の配給所があったエリア、教会から一歩外に出るとホームレスの人たちがいっぱいいる、観光案内では行っちゃいけないと言われてる場所。
ステージの準備も整い、演奏者の打ち合わせも終わり、9時からの礼拝が始まるよ。
生き生きとした聖歌隊...と言えば可愛い子供たちのイメージがなくもないが、性別、いろんな年代、肌の色、人種で構成されてて、いろんな服装で個性がでててバラバラ感がかえって身近なチャーチに思えてきた。
*びっくりしたのが少し前に引っ越しして行った近所のマダムがボランティアとしていた事、可愛い眼鏡♡がトレードマークだったので見つけることができた、個性があるって大事ね!
讃美歌は英語だけどスクリーンに歌詞が出てるから読んでたらいいし、誰でも歌えるように短いフレーズの繰り返し、口パクで十分歌った気分になる。 「ハレルヤ」は何度も言うのでそこで元気よく言っておけばもう貴方もファミリーみたい。 話は聞いてて合わせて拍手をするだけでいい。 途中、臨席の方と手を繋ぐ・挨拶(笑ってグッド・モーニングだけでいい)をする...この二つは必ずやる事なので覚えておくといいよ。
1929年 メソジストの慈善家グライドさんがここの土地を購入し賛同した資産家と共に『Glide Memorial Methodist Church』を設立、1931年に教会は完成。 以来リベラルな教会として活動を始める、ホームレスの受け入れや子供・女性保護や教育、LGBTQ活動、医療ボランティア活動内容は多岐にわたる。 またゴスペルでは全米屈指の知名度。 日に三度の食事についてはボランティアも募ってるし食材不足に困った事は今までになかったそーだ。
治安の心配もあるけど、幸いヒルトンユニオンスクエアの隣なのでテンダーロインと言ってもボーダーライン、日曜日ゴスペルの礼拝、興味があったら参列してみては?
**別にクリスチャンじゃなくても興味本位で教会に来てくれるだけでいいのよ!日本の人が来たら声かけるわね。って言ってくれた、会ったらよろしくお伝えくださいませ。
小さな封筒が所々用意されてるが、もし良ければ寄付金封筒... アタシはこの日5ドル札を入れたアーメン
【Glide Memorial Methodist Church】
住所:330 Ellis ST San Francisco, CA 94102
電話番号:415-674-6000
日曜礼拝:毎週9:00〜と11:00〜
URL:https://www.glide.org
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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