【2020NFLスーパーボウル】どっちがどっち?マイアミが真っ赤に染まる日カンザスvsサンフランシスコ

公開日 : 2020年02月01日
最終更新 :
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サンフランシスコ市庁舎のライトアップもそうなら、

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サンフランシスコ老舗ホテルのフェアモントも赤×ゴールド

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グレース大聖堂もコイトタワーのライトアップも赤×ゴールド。

いよいよ日曜日、フロリダ州マイアミのハードロックスタジアムで第54回スーパーボウル対カンザスシティー・チーフス(Kansas City Chiefs)戦が行われる。

ローカルチャンネルのニュースキャスターは赤い洋服に、赤いネクタイ、赤い色以外身につけちゃいけないくらいの勢いで天気予報はマイアミまでやってる。この盛り上がりは2013年の兄弟ヘッドコーチ対決以来だ。あの時は走るクォーターバック(QB)コリン・キャパニック(Colin Keapernick)を中心に善戦したが兄ちゃん(ボルチモア・レイブンズ)に負けてしまった。ここ数年あまりパッとしないナイナーズ(Niners:フォーティナイナーズの愛称)だったが、今シーズンはイタリアの血筋を引くイケメンQBジミー・ガロポロ(Jimmy R Garoppolo・通称ジミーG)で1994年シーズン以来6回目のスーパーボウル制覇に挑む! *ジミーGってみんな呼んでるが、ガロポロのスペルをいってもらうとほとんどの人が正解できないユニークすぎる苗字のようだ*

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バート・エンバカデロ駅前に出店が出てた、オフィス街の近くだから金曜までは売れるといってた。

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セールスフォースビルの前にはチームストアがきていた。さすがテッキー、お金持ち。3桁100ドルのジャージがよく売れてたわ。 近くのオフィスで働いてる人もそうだしトランジットセンター脇なのでバスの乗降客もお客さん。 

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スポーツバーにはお知らせの看板も掲げられ日曜日はオープンしていると宣伝している。チームカラーが49ersの赤×ゴールドとチーフス赤×黄×白も、ロゴもすごく似てるからスタジアムは真っ赤っかになるし、どっちがどっちのチームなのか分からなくなってしまうかもしれないねぇ(SFが白いユニフォームらしい)。

ざっくり両チームの背景を見てみると、ミズーリ州カンザスシティーに本拠地を置くチーフスは1960年設立。当初ダラスを本拠地においてAFLのオリジナルメンバーのひとつだったが、同じ頃に設立されたカウボーイズ(Dallas Cowboys/NFL)の人気におされたこともあってカンザスシティーに1963年に移転。その際にロゴマークも変更。上の写真のロゴマークを参照してもらうと分かりやすい、先住民族の矢尻をモチーフにしてKとCを組み合わせたものだ。文字の配置、重ね方がサンフランシスコのロゴのSとFのデザインから浮かんだというのが興味深い。 色も似ていりゃロゴのデザインも似ている。サンフランシスコ49ersは、西海岸初のプロチーム、サンフランシスコ初のメジャープロスポーツチームとして1946年設立。49ersとは1849年に始まったゴールドラッシュ、最初にやってきた49年組に由来。話は逸れるがこのゴールドラッシュも先住民族の悲しい歴史の一端かと思うとある意味因縁めいた気がしないでもない。

"アメリカンフットボールカンファレンス(AFC)"と"ナショナルフットボールカンファレンス(NFC)"のチャンピオンシップゲームが"スーパーボウル" なわけだが名づけ親が実はチーフスの創設者なのである。ゲーム名が長いんで冗談でそのゲームを当時子供たちの間で大人気だった"スーパーボール"からとってそう呼んでたらしいが、定着し過ぎて第3回大会から正式名称となった。そう言ったもん勝ちみたいな‥‥‥。

また、そもそもNFL(National Football League)の始まりは、1920年American Professional Football association(APFA)としてわずか4チームで発足し、その後AFC16チーム、NFC16チームと分け、NFLと名称も短くなった。今や事実上アメリカの祝日といってもいいくらいのメジャープロスポーツだ。2020年は節目である100年目の年、サンフランシスコ市政170年という年でもありぜひぜひティファニーのトロフィーを市役所に飾って欲しい!

GO Niners!

NFLジャパン:https://nfljapan.com/feature/superbowl54

ハーフタイムショーはジェニファーロペス&シャキーラこちらも楽しみね。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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