新型コロナウィルス :最後の夜?カストロ地区と日本町ソメイヨシノ
月曜日の夜、サンフランシスコ市役所は、さすがにライトアップされてませんでした。
市内の一部飲食店は、既に先週末から閉めていたのですが、いよいよ今夜夜中0時から"街が閉まります"
特に営業中止をいち早く実施していた店が多かったゲイタウン・カストロ地区、
果たして本当にオネエ達が店閉めてるのかしらん。日頃おちゃらけてる彼女(♂)達が
「最後の夜だからカンパーイ」のノリがあってもいいかなと思ったので行ってみましたよ。
カストロ&18th交差点は、サンフランシスコで唯一、レインボーでカラリングされてる横断歩道。
ウォルグリーンにはこうこうと明かりがついているけど、反対側の『ハーヴィーズ(Harvey's)』は既に真っ暗になっていた。それ以外のゲイバーもひっそりドアに鍵がかかっていた。
カストロ地区自体は、マーケット通りのチャーチ通りからダグラス通りくらい一体を指しますが、カストロ通りを中心に2ブロックが、ゲイの聖地・カストロらしい雰囲気あります。その2ブロックには、ゲイバーが9軒あるのですが、1軒だけ、ワインと食事が楽しめるワインバーの『Blush! Wine Bar』が開いてました。5〜6人のお客さんが最後の夜の乾杯を楽しんでいるようでした。
マーケット通り&17thの交差点角にはカストロ最古のゲイバー『ツインピークス・タバーン(Twin Peaks Tarven)』も既にしまっていたが、隣『ホットクッキー(Hot Cookie)』は未だ営業中、明日からはデリバリーサービスのみのようですね。
カストロのランドマーク、ツインピークス前で地元テレビ局が父娘にインタビュー中でした。1973年以来ゲイのセレブ達の集り場だったここもしばらく閉店です。
「コロナウィルスの広がりにより、しばらくの間クローズする」と告知。告知の張り紙は、各店それぞれ貼り出されてますが、"州や市のガイドラインを守るように"と一言加えてるのが、かつてゲイの取り締まりを掻い潜って営業していたツインピークスらしい一言です。
日本町の桜ほころぶ
日本町・ピースプラザのソメイヨシノも咲き始めました。4月の桜祭りも無念のキャンセル...
それでも桜は、健気に一生懸命に咲くんですよね...
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。