外出禁止令中のピンクスーパームーン生涯最も美しい月かも
外出禁止令中でもウォーキングはできる。4月7日は満月でしたので月が昇る時間を計算して出かける事にしていました。
そしたら"今年最大のスーパームーン"である事が分かりました。
空気が綺麗になって月も美しい
4月の満月は、特に"ピンクムーン"と呼んでいるそうです。しかも今年最大の満月で、"ピンクスーパームーン"と素敵なネーミングがついてます。ネイティブアメリカンの言い伝えで、このお花が咲く頃の満月を眺めると、幸せになるれる、願い事をすると叶うそうです。今コロナウィルスにより世界的に広がっている外出禁止令やソーシャルディスタンス(社会的距離)で暗黒の状況ではありますが、ロシアンヒルの丘からは、一瞬その禁止令や距離が消えたような感じがしました。もちろん皆さんそれとなく距離は保っていますが、月を愛で写真に撮って、待機しているであろう誰かに送っている。健康である幸せ、そして終息への願いを思いながらお月見でした。
人も車も不要不急以外は禁止となってから"空気が美味い""空が青い"を感じています。マスク着用を推奨されて以来マスクをして外出していますが、本当はこの澄んで美味しい空気をマスクなして思い切り深呼吸したい。エアクオリティーのデータでも空気が綺麗になっているのが分かります。
人の移動が制限されたせいで空気が綺麗になっているなんて皮肉なものですね。
大気汚染や環境破壊が深刻になってる昨今、ひょっとして生きてる間でこの月が最も美しいピンクスーパームーンかもしれません。三脚付き一眼レフカメラ持参の方もいました、それほどまで美しい月でした。
ちょっと角度を変えて、アルカトラズ島方面、左側には日没後まもない未だオレンジ色の空が残っています、エンジェルアイランド、マリンカウンティーの稜線がくっきり見えます。
コイトタワーもピンク色にライトアップされていました。ノースビーチ近くで8時頃、どこからともなく拍手が聞こえ、ワォ〜ワォ〜と吠える声がします。これがマリンカウティーから始まった『ハウリング(Howling)』主に医療関係者、現場の最前線にいる方達への感謝と励ましの拍手です。毎晩8時頃に有志が窓やベランダから拍手や吠えたりして感謝の意を表しています。
満月に向かって遠吠え!
満月の夜は時に賑やかなのかもしれません。
お疲れ様、お帰りなさいグランド・プリンセス
ちょうど1ヶ月前に母港サンフランシスコに戻って来たものの、感染者がいた為、本来の桟橋27に接岸できず、オークランド港で待機せざるを得なかった『グランド・プリンセス』がピア35に係留されているのが見えました。残念ならがら亡くなった方もいました。オークランド港から隔離施設で2週間滞在した方達は帰宅、そして船内に残ってたクルーもようやく下船可能となった事でしょう。本当にお疲れ様でした。
クルーズ船を眺めながら耳を澄ましてみたら、人の遠吠え以外に、オゥオゥとアシカの声も聞こえましたよ。ロシアンヒルでは、空気の澄んだ夜など一晩中アシカの鳴き声がするそうですが、この時間でも聞こえるんだと空気の澄んでいるのをあらためて感じました。
とにかくやるしかない!
帰り道、セールスフォースタワーが見えました。
今夜もトップクラウンLEDスクリーンには、感謝のお礼の拍手の映像が流れています...
ピンクスーパームーンのもう一つの言い伝えでは"願い事が叶う"お月様とセールスフォースタワーに手を合わせました。
*コロナウィルスで苦しんでいる方へ1日も早い回復と1日も早い終息願って止みません*
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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