ロックダウン5週目 週末マリタイムプラザの美しい朝の散歩

公開日 : 2020年04月26日
最終更新 :
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ボランティア先へ向かう途中、金融街エンバカデロセンターをいつも通ります。そこに小さい広場があります。

もう少し行くと"ジャスティンハーマン広場(Justin Harman Plaza)"なんですが、その手前クレー&ドラム(Clay ST & Drumm ST)にある広場です。

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▲広場の看板がないため、名前は不明

多分何処かを探せば看板が見つかると思うのですが、通り過ぎるだけなので看板を探したことはありません。多分そんな存在の広場なので、大きな木の脇にヒョッこと生活しているんじゃないかと思うわれる人がいたり、荷物を山ほど積んだどこかのショッピングカートを押してる人がいたりするのでゆっくりこの広場を歩いたこともありませんでしたが、とってもまぶしいお日様と水撒きをしたしたあとの心地よい湿度に誘われついのぞいてしまいました。

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▲知らないお花がいっぱいある

芝生のスプリンクラーが作動していたので、そのおかげかどうか怪しげな人も居ず(そもそも人がいない)水滴がキラキラ葉っぱについていて、植物が生き生きしています。ここに来ると誰もがフォトグラファーになれる! そんな清々しい自然を感じますよ。とってもたいへんなときですが、かなり癒されました。

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▲ワン・マリタイムプラザ

広場から見えるとっても特徴のあるビル「アルコア・ビル(Alcoa Building)」。"ワン・マリタイムプラザ(One maritime Plaza)"とも呼ばれているビルです。

X印の外観がユニークなビルで、アメリカでもたいへん有名です。完成したのは1964年。建築関係の方なら誰でも知ってる都市計画・建築エンジニアリングのグローバルカンパニーの"スキッドモア・オウイングス&メリル(SOM:Skidmore,Owings&Merill)社"が手がげています。何といっても耐震用の筋かい(ブレース)のデザインが特徴です。"ブレース(Brace)"って、歯科矯正の用具と同じで何かを固定する装具を意味します。建物の対角線に補強材を差し込んで揺れたときの変形を防ぐ働きがあるそう。SOM社が、エックス(X)形の筋かいを"外観のデザイン"として初めてビルに取り入れました。そのあと、シカゴのジョン・ハンコック・センター(John Huncock Center/1969年完成)ができてるんですね。

周辺の広場は、その3年後に完成しています。

マリタイムプラザ(Maritime Plaza)と呼んでるそうですよ。

ようやく呼び名がわかりました。

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▲インコの鳴き声が有名マリタイムプラザ

実はここ、元ペット、今じゃ野生化したインコ(南米辺りの外来種主、Cherry-heads種)がいっぱいいて、鳴き声がちょっと騒々しい広場でもあるんです。ほかの鳥のさえずりは聞こえてきますが、インコの鳴き声が聞こえないですね、今のサンフランシスコの不思議、あのインコは何処へ行った......

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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