経済活動再開に向けて、レストランガイドをながめてます!

公開日 : 2020年05月10日
最終更新 :
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▲ミシュランガイド

母の日には間に合わなかったレストラン再開ですが、スティホーム中、レストランが再開したらどこ行こうとか思いながら、みていたのが世界的に有名なレストランガイド"ミシュラン(The Michelin Guide)"

世界27エリア、アメリカでは、シカゴ、NY、ワシントンDCとここの4ヵ所が現在発刊されています。

2007年にサンフランシスコ版が発売以来、毎年11月後半に来年度版が発売されニュースになるのですが、実は昨年2019年版は、『サンフランシスコ(ベイエリア&ワインカウンティー)』から『カリフォルニア版』と大幅に変わりました。2019年は6月3日にカリフォルニア版が発売になっています。北は、州都サクラメントエリアからロサンゼルス,サンディエゴエリアまでとにかくカリフォルニア州全部。

カリフォルニア州は、日本より一回り土地が広いので、カバーする面積を考えると"ミシュラン日本版"規模になります。

ご存知の方もたくさんいると思いますが、おさらい的にどんな方法で調査するか?星の意味は?と言うと、ホテル学校などを卒業し、5年以上レストラン・ホテル業界を経験したミシュランの社員が、覆面調査員となって自分のお金で食事をして会議に掛け、評価をします。ある程度プロフェッショナルな人達の評価なので、星が付いた無くなったとかプロのシェフも気になるんですね。

<*お星さまの定義とベイエリア店舗数>

*(ベイエリア43店)その分野では特に美味しく、そこに行ったら行く価値ありの料理

**(ベイエリア6店)寄り道してでも行く価値ありの、極めて美味しい料理

***(ベイエリア8店)その料理を食べる為に旅をする"神"がかってる料理

会議の結果、掲載が決まったらお店に連絡をして了解を得ます。

ちなみに星が着いたら一ヶ月に一度は違う調査員が立ち寄るそうで、星付きレストランの常連さんは、あの人かも?って何となく分かってくるそうです。

半年遅れでリリースされたカリフォルニア版で、一件の三つ星レストランが残念ながら星を一つ落としてしまってます。三つ星レストランは、全てサンフランシスコ・ベイエリアなのが注目する点かもしれません。カリフォルニア版は、モントレー、サンタバーバラ、ロサンゼルス、オレンジカウンティー、サンディエゴと主要エリアが掲載されているので、重宝しますね。

星付高級店ばかりが話題になりがちですが、実は、見逃しちゃいけないのが、『ビブ・グルマン(Bib Gourmand)』コスパに優れた料理・レストラン評価"調査員おすすめ"です。ミシュランのキャラクターのマークがついてます。2コース+ワイン一杯/デザートの食事予算が40ドル以下という定義が数年前までは明記してありましたが、最近は表記されなくなってしまってます...

ガイドブックばかり眺めてる日々ですが、もうすぐ実店舗で食事ができる日が来ますよーに。

ミシュランガイド・カリフォルニア版:https://guide.michelin.com/us/en/california

ザガットサーベイ

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▲ザガット

そして、ザガットサーベイ は、1979年NYのレストラン案内書から始まった世界70のエリアのレストラン格付けで発刊されました。アメリカらしく(?)利用者からのアンケートを基に客観的な評価、マーケティング結果です。サンフランシスコ初リリース版が、1989年で、懐かしいレストラン名が記載されていますし、まだオープンしているレストランも結構あります。評価はFood(料理)Decor(内装)Service(サービス)が、30点満点で評価されていて料理は26点以上が、美味しい基準のようです。ディナー+飲み物一杯の値段も参考になります。

単発で、日本食レストランやイタリアレストラン版も発刊されたりもしましたが、2011年にGoogleに買収された後、現在はNYのレストラン案内のWEBサイト会社が運営しています。NYに帰ってきたんですね。2014年版までは書籍として発売されてますが、それ以降はインターネットのみとなっています。料理評論家の間では、インターネットでのアンケート評価なので比較的若い年齢の方の評価になりがちと言う人もいます。

ザガット・サンフランシスコ:https://www.zagat.com/san-francisco

少しずつ、色んなところの経済活動再開のニュースが出てきたサンフランシスコ・ベイエリアです。

コロナが終息し、全てが安全になって、マスクして、距離保って、サニタイザー持っての生活の終焉の日が早くきますように...

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▲アメリカ屈指の人気レストラン

終焉しても行けるかどうかのレストランもある...

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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