【サンフランシスコ・カストロ地区】コロナ禍で生き残りをかけた飲食店
▲カストロ地区
アウトドアダイニングに関して、各地で様々な工夫されてそれぞれのビジネスは生き残りをかけています。ここカストロ地区では、隣のレストランとの一時的なコラボでバーの営業再開が始まってます。
▲カストロ地区
カストロ&17TH STは、"カストロ地区のゲートウェー"数年前に歩道の拡張工事の行われていたのでアウトドアダイニング用のスペースも十分とれるので、オープンしていましたね。
週末は久しぶりに青空も広がり午後からは、ブラ歩き日和。
▲カストロ最古のゲイバー
『ツインピークス (Twin Peaks Tavern)』住所:401 Castro STツインピークス の丘の麓なのでこの名前なんですが、土曜日にこのサンフランシスコのアイコンゲーバーが隣のダイナー『オーファン・アンディズ(Orphan Andy's)』住所:3991 17th STの協力のもとポップアップダイニングで何とかビジネス再開を果たしました。オーナー自ら陣頭指揮をとる気合いの入れようでした。普段はバーカウンターでシェカー降っているバーテンダーさんが、慣れない手付きでお酒をテーブルに運ぶ、両手でしっかりトレーを持つ姿が可愛いですよ。
4ヶ月以上ぶりなのでオネエ達が続々とやってきてました。
▲先ずはビール
ここでのルールは飲食中以外はマスク着用、必ず食べ物を頼む事、(知り合いを見つけたからと言って)テーブルを移動しない事...とりあえずは飲み物、"シエラネバダ・ペールエール(Sierra Nevada Pale Ale)$4.75"、カクテルは7ドル〜、カクテルのメニューはないので飲みたいカクテルを注文してください。
▲ハンバーガー
アンディーズでご飯を食べた事がないので、シンプルに『1/2パウンドハンバーガー($12.35)』を頼んでみましたよ。シェアできるほどの大きさで、それだけでお腹いっぱいになりそうなフレンチフライ付き
オネエ達のパワーとそのパトロン達の努力と協力で、カストロ地区の歴史的ゲイバーは再開を果たせたわけです。
雑貨好きには寄らずにはいられないクリフズバラエティー
▲クリフズバラエティー
カストロ地区でのショッピング、マストポイントは『クリフズ・バラエティー(Cliff's Variety)479 Castro ST』です。ハードウェアストアなんですが、商品のデザインや色使い、ブランドが一般的な、ハードウエアストアよりちょっとセンスあります。室内用の植木鉢やガーデニンググッズ、パーティーグッズ、おもちゃやレインボーカラーグッズのお土産まで揃います。
▲メイソンジャー
通常の商品ラインナップに加え、ヨーロッパブランドや"ザ・アメリカ雑貨"のメイソンジャーの種類が豊富。ピクルス用にこの時期は特にたくさん置いています(梅干し用?の陶器の壺もある)
▲重り
店舗販売ではほとんど見かけないメイソンジャー専用の重りが売っててびっくり!
個人経営の金物屋さんだけに、ユニークな商品を集めて頑張ってます。場所柄LGBTQの方が多いから個性いっぱいバラエティー豊かなハードウエアストアですよ。
カストロ地区再開の歩道が広くなり、アウトドアダイニングでもある程度距離も保てるし、コミュニティ全体で経済活動している。コロナ禍で本当に飲食店も大変ですが、何とか乗り切って欲しいです。
まだまだ先行きが見えな状態ですが、安心して旅行ができる日が来たら、サンフランシスコで最もカラフルなエリアのカストロ地区にも足をのばしてみてください。
▲土用の丑の日周辺に梅を干す"土用干し"
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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