【MLB開幕】無観客ゲームでもファン集合あの有名コンクリ野球ボールの行方

公開日 : 2020年08月01日
最終更新 :
オラクルパーク - 1.jpeg

▲オラクルパーク

4ヶ月遅れでようやくMLB開幕、7月28日はホームオープニングゲームでした。

入れないのは承知の上で、とりあえず行ってみました。

1726全景 - 1.jpeg

▲マッコビーコーブ

無観客なのでゲーム前のファン、関係者の賑わいはありませんし、例年オープニングゲーム限定グッズを買うために大混雑する"ギフトショップ(Dugout)"や、隣接しているレストラン"パブリックハウス(Public House)"は、クローズでファンには寂しいかぎりです。

1716マッコビーコーブ見物人 - 1.jpeg

▲コアなファン

中に入れなくても、ジャイアンツファンはやって来るんですねぇ。ここ数年オープニングゲームのチケットは、2010から5年間の全盛期に比べたら値段が下がっていましたが、それでも外野席で40〜60ドルくらい、気軽に観戦という値段ではありません。

"マッコビーコーブ(MaCovey Cove/ジャイアンツの名選手ウィリー・マッコビー氏に因んで命名)"入り江の球場側の通りは、ジャイアンツの数々の記録のプラークがあってファンにはたまらない通路、そして海ぽちゃには距離が少し距離の足りないホームランボールはここに落ちてくるので、そんな楽しみもある通りです。(大体はここでバウンドして入り江に、ポチャン→これは海ぽちゃホームランと言いません)

1802観客席 - 1.jpeg

▲椅子持参

マッコビーコーブを挟んだ反対側は、椅子&暖か毛布持参のファンがゆったり球場を眺めてます。かつて脇には、サンフランシスコの地ビール"アンカースティームビール(Anchor Brewing)"のアンテナレストランありましたが、ミッションロック再開発の区域で撤収してしまったのは残念

ちょっとブラ散歩、引退したコンクリ野球ボール

1728駐車場 - 1.jpeg

▲元駐車場

テリー・フランソワ通り(Terry A Francois BLVD)を挟んで、チャイナベイズンパーク(China Basin Park)や駐車場、シルク・ド・ソレイユ(2020年6月経営破綻)も例年ここでテント張ってました。再開発の一大工事の現場です。

1800ミッションロック完成予想図 - 1.jpeg

▲再開発後の完成図

ミッションロック未来予想図が、フェンスに張り出されていました。2023年第一次開発の完成予定を目標に工事を進めています。3年後どうなっているか楽しみな場所です。

1732コンクリボール5個 - 1.jpeg

▲コンクリ野球ボール

ジャイアンツ球場は、市内観光のコースではよく回るところで"海ぽちゃホームラン(Splash Hit)"の落下地点マッコビーコーブのカーブにある大きなコンクリートの野球ボールと一緒に記念写真を撮る場所だったんですが、役目を終えた有名なコンクリ野球ボールがちょっと無残に転がってました。

1731コンクリボール - 1.jpeg

▲鉄骨

みんな必ず押してみるんですよね。動くはずないんですけど、ひょっとして押せば動く?と思っちゃうんですよ。ひっくり返っているボール初めてみました。球場が完成した2000年から何人の人がこのボールを押したことか...お疲れ様でしたコンクリ野球ボール。

コロナ禍であっても工事は進んでいます。逆に車がない分、交通整理もしなくていいし作業しやすい皮肉なことになっています。スティ@ホームで久しぶりに外出たりすると建物が無くなってる!あれこんなビルあったっけ?街並みだけは変化して、人が都市から取り残されてたみたいになります。

1801ボート - 1.jpeg

▲入り江に向かうカヌー

カップルがカヌーに乗って球場に向かいます。もうすぐオープニングセレモニーから始球式。

間もなく開幕

1830シールズ - 1.jpeg

▲シールズ君

マスコットのシールズ君もマスク着用でマッコビーコーブのファンに"I miss you Fans!"のサイン

1822放水礼 - 1.jpeg

▲消防艇による放水

停泊中のクルーザーの間から消防艇が現れ、開幕のお祝いの放水です。

今シーズンはテレビ観戦だけですが、それでもスポーツファンには嬉しい季節になりました。まだまだ先行きは不透明な状況ですが、1日も早く球場でライブ観戦できる日が来ますように...

Giantsスケジュール:https://www.mlb.com/giants/schedule/2020-08

A'sスケジュール:https://www.mlb.com/athletics/schedule/2020-08

GO Giants

GO A's

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。