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アメリカ/サンフランシスコ特派員ブログ 美丸(Mimaru)

アメリカ・サンフランシスコ特派員が現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2020年10月13日

【アルカトラズ島観光10月】コロンバスディーは先住民の日


【アルカトラズ島観光10月】コロンバスディーは先住民の日

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▲フェリーが変わりました!


8月のアルカトラズ島ツアー再開からどうなっているか?
今月もアルカトラズ島現地調査に行ってきました!
フェリーはディナークルーズ用から遊覧船仕様に変わっていました。

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▲新産業ビル


未だアウトドアツアーのみでしたが、新産業ビル(New Industries Building)内で『Red Power in Alcatraz』展が再開されていました。


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▲先住民のお家"ティピ"


アメリカンインディアンのお家『ティピ(TeePee)』は、狩りをしながら移動生活する部族の折りたたみ式住居です。テントと違うのは、ティピ内部で火が使える事。折りたたむとちょっと大きな座布団くらいになるそうで、これアメリカ軍のサバイバル(野戦用)マニュアルでは、パラシュート生地で設営する方法が載ってるんです。


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▲ヨシを編んで作ったボート


『チュール・リード・ボート(Tule Reed Boat)』カヤツリグサ、ヨシ(葦)で作られた小型船。ベイエリア周辺に住むアメリカンインディアンの人たちの水上移動の手段でした。カヤツリグサもヨシも湿地帯に群生しているので材料は豊富にあったようですが、この辺では見ないので不思議な感じです。


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▲こんな感じに乗る


200年くらい前の地図だと、ナパバレー近くまで沼地のような湿地帯で、なるほどそれで豊富に材料があったんですね。ベイエリアも随分と地形が変わっているのにびっくりしました。


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▲パネルで観覧


訪れた10月12日、1492年のこの日イタリア人のクリストファーコロンバス(Christopher Columbus)が、アメリカ大陸を発見しました。アメリカは植民地事代からこの日をお祝いしていたそうです。サンフランシスコのコロンバスディーパレードは全米で最も古くから行われいます(今年はコロナで中止)が、1971年に月曜休日統一法(Uniform Monday Holiday)で10月第二週目の月曜日に変わり、12日ではなくなったのですが、偶然今年は"10月12日のコロンバス・ディー(Columbus day )"となりました。しかし、この発見によってアメリカンインディアンの人達の耐えがたい歴史が始まった事もでもあり、今年の6月サンフランシスコのコイトタワーの下にあるコロンバス像が撤去されています。全米一リベラルな街バークレーでは12日を"先住民の日(Indigenous People's Day)"と少し皮肉っています。


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▲練兵場にあったティピの写真展示


アメリカンインディアンの人達などで占拠されていた時に練兵場(Parade Grand)に作られたティピの写真も展示されています...連邦刑務所で有名なアルカトラズ島、実は1963年連邦刑務所の役目を終えた後、
1969年から19カ月間、アメリカンインディアン人達に占拠されていた時期があったんです。


連邦刑務所閉鎖後の跡地利用をどのようにするか持ち上がってはいたけど、どれも実現できずにほったらかしだった時間が続きました。ここから少し時間を遡って話しますと...

1868年アメリカンインディアンのいくつかの部族と連邦政府の間で取り交わされた"条約"があリました。その中に『放棄された土地は元の持ち主の物となる』という項目がありました。使われていない土地、つまりほったらかされているアルカトラズ島は、もともとの住民アメリカンインディアンの物という解釈ができます

およそ100年たった1960年代、合衆国のインディアン絶滅政策、強制移住その他でアメリカンインディアンは、絶滅の危機にありました。些細な事で逮捕され刑務所に入れられたりしたいました。ミネソタ州のある刑務所では囚人のほとんどがアメリカンインディアンだった時期もあったとか、そんな刑務所暮らしの中から沸き起こったのが"アメリカンインディアン運動(レッドパワー運動/American Indian Movement)"合衆国に屈する事なく条約の権利を訴える動きが始まります。いよいよ1969年11月20日、学生を含む100人ほどがアルカトラズ島に上陸し生活も始めるようになりました。60年代と言えばヒッピーの時代、カウンターカルチャーブームもあり賛同する人も沢山いたのです。モホーク族出身のリーダー格を中心に、一時は600人ほどが生活をしてしていましたが、島内で起こった不慮の事故をきっかけにリーダーは島を離れてしまいます。新たなメンバーも入島しましたが、本来のアメリカンインディアンとは別にヒッピーやドラッグ使用者までも島で生活をするようになり派閥争いも勃発し始めます。好意的だった支援団体からも物資の供給が滞り、遠巻きに監視していた連邦政府側も最終決断、タイミングを見計らってニクソン大統領の許可がおり1971年6月10日、FBIや特殊部隊により強制退去...その時は武装していない大人、子供15人だったそうです。


この占拠事件は、そもそも住んでいた先住民族の土地を取り上げ先住民族の文化を無くそうとするアメリカ人(政府)に対して一説には400の部族があるといわれている彼らが部族を超えて初めての抗議行動として大きな意味を持つものなのです。アメリカの先住民族の歴史を語るに必ず出てくる事件なんです。ざっくりとした事件の内容ですが、機会があればまた触れていきたいと思います。
アルカトラズ島は知れば知るほど興味深い歴史が沢山ありますよ。


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▲ロゴ


そうそう、1775年にスペイン人に発見されたアルカトラズ島なんですが、鳥の卵や魚とか漁に来てたけど、真水がないし、なんか呪われてるるみたいで彼ら達、定住してなかったって...^ ^;


【Alcatraz Red Power】

Site:https://www.nps.gov/goga/red-power-on-alcatraz.htm


びっくりぶつかるかもと思った1分間


10月のアルカトラズ島も堪能して帰りのフェリーに乗っていたら、いつもと違う航路をとっていました。通常は最短距離を通りそのままピア33に向かいますが、ベイブリッジ方面に向かっていたのです。何故??と急いでスタッフに聞こうと思ってデッキに上がった瞬間見えたのが、巨大タンカー!

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⇧私たちのフェリーはほぼ停止、大きなうねりが来はじめました。


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⇧次の瞬間、船首デッキにいた"野次馬"全員波をかぶる><


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⇧Woooow、Oh,my God!濡れながらも"船のお尻"を間近に見た驚きの言葉...
そして、どこからともなく拍手が起こった。


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時間にしてわずか1分。船の衝突事故で「目の前で回避できなかった」てコメントあ理ますが、あんな大きな船でも船内の窓から見えず、デッキに上がってようやく確認。船の操縦席は上にある理由がよく分かりました。船舶関係の方は、「(もちろんレーダーもあるけど)最終的には目視です」って言いますが、1分前に確認だったら回避できないよなぁ〜。


奇しくもコロンバスアメリカ大陸発見の12日、タンカーや貨物船の往来がとても多かったそうです。目の前を通り過ぎて行った船は、"ポラータンカーズ(Polar Tankers )" アラスカからサンフランシスコ 、ロングビーチ(LA)、ハワイに原油を運んでいる船だそうで、海の青さに負けないブルーの船体が特徴だそうですよ。

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  • 特派員プロフィール
  • サンフランシスコ特派員

    サンフランシスコ特派員
    美丸(Mimaru)
    サンフランシスコ在住。インバウンドのツアー企画、コーディネート。アメリカ国内のカンファレンス現地スタッフ。出張や視察時のブリューパブ巡りが楽しみ。GEM-Stone『カリフォルニア・オーガニックトリップ』の野菜図鑑や料理アドバイス、翻訳。旅行書籍の現地情報の提供。日本の伝統食品製造アシスタント。フード&トラベルライター。
    日本フードコーディネーター協会認定フードコーディネーター、栄養士、調理師、食品衛生資格者。日本語の教え方講座修了。日本ビール検定合格。
    趣味:西洋アンティーク収集。ビアライゼ。スポーツ観戦。歴史的社会探訪。 DISQUS ID @disqus_3M7oOVHPrg

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