2020年最後の日曜日フィッシャーマンズワーフの様子

公開日 : 2020年12月29日
最終更新 :
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▲蟹の看板

とんでもない今年2020年もあと1週間足らず。

誰がここまでコロナが長引くなんて想像したでしょうか。

来年は普通の生活ができるようになりたいですね。

今年最後の日曜日(12月27日)アメリカ屈指の観光スポット"フィッシャーマンズワーフ"を歩いてみました。工事の多いユニオンスクエアは、観光客より工事関係者がたくさんいるんですが、ここはどうなんでしょう?

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▲ピア39

フィッシャーマンズワーフの中心的場所"ピア39"は、人がたくさんいてびっくりです。

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▲持ち帰りの食事でも......

サンフランシスコは現在アウトドアダイニングも含めレストランでの食事はできません。すべて持ち帰りかデリバリーのみとなっています。フィッシャーマンズワーフも例外ではありませんが、屋外のテーブルは作りつけになっていて動かすことができません。ということで、皆さん持ち帰り(To Go)を外のテーブルで"立ち食い"ショップも半分以上オープンしていますが、収益の落ち込みは間違いないので無理せず臨時休業しているところもあります(ピア39:https://www.pier39.com)。

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▲ピア41

意外にピア39の人多さに、アワアワとうろたえてしまいましたが、ピア41はさらににぎやかでした。

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▲マスク屋さん・ホットドック屋さん

"ピア41"は、サウサリート方面のフェリー乗り場やレンタル自転車さんがあります。メイン通のジェファーソン通り(Jefferson ST)から1ブロック入った場所に、マスク屋さん、ホットドック屋さんが7~8軒の出店が出していて、まるで境内の縁日のような雰囲気。

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▲防寒具の出店

スペイン語が飛び交い、笑い声があって陽気な雰囲気の一角ですが、"毛糸の帽子"とか防寒のグッズも売られています。同じニットキャップも微妙に編み方の違いもあって思い切りオンリーワンの"ハンドメイド"刺繍には定評のあるメキシコの方のマスクの刺繍もきれいです。さすがアミーガ&アミーゴ。本国に比べたら寒いサンフランシスコですが、その寒さを楽しんでるようにもみえました(マスクは3つで$10)。

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▲老舗のパン屋工場

老舗のパン屋「ボーディン・アット・ザ・ワーフ(Boudin at the Wharfサイト)」目の前のジェファーソン通りは、昨年末から路面の工事が始まってかなりの期間、車が通れなかったのですが、この秋にはすっかりきれいになりました。同じくジェファーソン通の"ゼファーウォーク(Zephyr Walk)"も例年のクリスマス休暇の大混雑はありません。

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遠くからでも酵母の香りがするベーカリーの工房。ウインドーの大きなリースは、名物サワー・ドウ・ブレッドで焼きあげた動物がリースを飾っています。ウサギさんも今年はちょっと寂しそうな表情。来年のホリデーシーズンには活気が戻って欲しいです(祈)

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▲シーフード屋台界隈

フィッシャーマンズワーフのお昼といえば、シーフード屋台でクラムチャウダーやカクテル・シュリンプやサンドイッチを食べることがひとつの楽しみです。

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▲行列?

なんと、ここには行列までできていました!

何かと思えば、クラムチャウダーを買うための行列でしたが、コロナ前だとこの観光客の半分近くはアジア系の言葉が聞こえていたのですが、パンデミック以降このフィッシャーマンズワーフで聞こえる外国語は、スパニッシュ(メキシコ)が圧倒的に多く、そして服装などからインド系の人たちとフィリピン系の方たちです。

年間1000万人を超える観光客で、にぎわうフィッシャーマンズワーフ。

1日も早くお客さんが戻ってきますように......

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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