【サンフランシスコ市】12月18日から10日間の自主隔離実施

公開日 : 2020年12月19日
最終更新 :
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▲SFO

クリスマス休暇を目前に控え、サンフラシスコ市は、2020年12月18日(金)0:01〜2021年1月4日(月)0:01まで、ベイエリア外からの旅行者(訪問者)が移動、帰宅(在住者)した際、10日間の"自主隔離"が実施されます。違反した場合には軽罪として罰せられることがあるとされています。

【ここでのベイエリアとは】

*アラメダカウンティー

*コントラコスタカウンティー

*マリンカウンティー

*ナパカウンティー

*サンタクララカウンティー

*サンタクルーズカウンティー

*サンマテオカウンティー

*ソラノカウンティー

*ソノマカウンティー

インバウンド - 1.jpeg

これは、第3波と言われているコロナウイルス感染拡大防止と病院への負担軽減(特にICU)が目的です。ただし、必要不可欠な仕事、営業が許可されているビジネスで働く人、必要不可欠な医療を受診、介護をする人、サンフランシスコ空港での乗り継ぎ、市内を通過し一晩滞在しない場合は、隔離の必要はないそうです。

【自主隔離令の概要】

【在サンフランシスコ日本国総領事館】

違反者には、最高罰金$1000、最長1年間カウンティーの刑務所服役で、この両方になる可能性もあるようで、かなり厳しいものになります。3月17日からの市のシェルター・イン・プレース中、個人企業合わせて、150件の警告と30件の違反切符が切られたそうです。また先月、ハワイ州の自主隔離の違反容疑でカリフォルニア州の女性が逮捕されていたのは知りませんでした。

かなり厳しい規制ですが、家族が集うホリデーシーズン、厳しくしないと人の移動は止められないのかもしれませんね。木曜日の現在カリフォルニア州のICUの空き数(%)は以下のとおりです。

【5つの地域ICU ベッド空き状況】

*Northern California:25.8%

*Bay Area:13.1:%

*Greater Sacramento:11.3%

*San Joaquin Valley:0.7%

*Southern California:0.0%(満床)

Covid-19カリフォルニア参照

家族や親戚、友達とクリスマスやお正月を過ごしたいけど、今年はとにかく我慢しなければなりませんね。本当いつまで続くのでしょうか......ちょっと寂しいホリデーシーズンです。

それでも、皆さんにとって、心温まるホリデーシーズンでありますように......

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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