ノースビーチ・リトルイタリアの食い倒れ横丁"グリーンストリート"

公開日 : 2021年07月11日
最終更新 :
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▲赤・白・緑

この三色ほど食欲をそそる色目はありませんね。サンフランシスコのユニオンスクエアからチャイナタウンへ、それを過ぎると"リトルイタリアLittle Italy"とも呼ばれている北の浜辺"ノースビーチ"になります。この辺りは1860年代頃まで砂浜だった事から名前がつきました。

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▲食事処多し

リトルイタリアの中心的な通りブロードウェイをはさんでチャイタタウン側とフィッシャーズワーフ側に入ったグリーンストリート(Green ST)の1〜2ブロックには、小さいイタリア系レストラン大衆食堂(トラットリア/Trattoria)が集中していて通るだけでお腹が空いてきます。

【Sotto Mare】

住所:562 Green St San Francisco, CA 94133

営業時間:毎日11:30〜21:00 金・土〜22:00

URL:https://www.sottomaresf.com

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▲ライブあり

『ベラコーラ/Bella Cora』は、屋外でライブ聴きながら...日差しの強い日が大きな木が陰を作り、肌寒い夕方はヒーターが暖めてくれます。店内のカウンターで飲み物頼んで、アウトドアでゆっくり楽しむって利用し方がおすすめです。ビールは、ウエストオークランドにあるスモールバッチのクラフトビール"Ghost town Brewingサイト" Skullet hazyIPA

【The Bella Cora】

住所:565 Green ST San Francisco, CA 94133

営業時間:月〜金15:00〜12:00am 土日13:00〜01:00am

URL:http://thebellecora.com

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▲100年受け継がれているトラットリア

『ソディー二/Sodini's Green Valley』は、予約を取らないイタリアの大衆食堂(Trattoria)です。ソディー二・ファミリーが、85年続いたトラットリア・グリーンバレーを1990年にを引き継ぎ名前も継承しています。合わせて100年以上続いています。

リトルイタリアでは老舗中の老舗。店内はかつてのノースビーチの様子やイタリア系アメリカ人コミュニティーの写真など貼られてあります。夕方は一気に席が埋まってしまい、中々ゆっくりそれらを見ることはできませんが、多くのイタリア系移民に親しまれヒストリカルな食事の場です。

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▲インドアのダイニングルーム

アウトドアのダイニングスペースを作ったので、コロナ前に比べてテーブルの間隔が広くとってあり、ゆったり、早めにいくとゆっくり壁の写真見れます(苦笑)入り口で人数を言って、中か外かも聞かれます。アウトドアは、街角の雰囲気も味わえ気軽ですが、日が沈んでくるとヒーターがあっても少し寒いので上着は必要です。

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▲バー

こちら、年季の入ったスツールと磨き込まれてたカウンターのバーでは、TVでスポーツ観戦しながらといったところでしょう。コロナでいろんなイベントが中止になりましたが、今年はSFジャイアンツが調子よくって応援のしがいがあります。(バーはゆっくり座るところではないので、背もたれ肘掛けがないのが正統派)

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▲シーフードフライ

さて、今回頼んだものですが、アペタイザーにフィンガーサイズの『シーフードフライ/Frito Misto$23.95』2〜3人分あると言ってましたが、3〜4人の量。これは半分食べて、持ち帰り用の箱に入れておいてもらいました→残すかもと思ったらお店の方にお願するのも方法

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▲ラックオブラム

42ドルの値段にびっくりした『ラックオブラム/Rack of Lamb$42.95』ですが、もっと驚いたのは、この大きさ骨の数から言えば2〜3人分。骨と骨の間を綺麗にとってあるフレンチカットじゃないのがポイント。行儀悪いけど、口でパリパリっと骨の間の皮も食べてみましょう。

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▲一緒についてきたサラダ

メインコース(今日はラム)には、スープかサラダが選べるのですが、大きなボウルに具材とドレッシングを交ぜてシーザースサラダのように仕上げたサラダもこの量で食べきれないほどでした。

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▲アサリのリングィーネ

お店の名前がついてる『リングイーニソディー二/Linguini Sodini$17.95』は、アサリたっぷり☆ホワイトソース系は塩がきついお店もありますが、ここのは"いい塩梅"でした。しかもこのボリュームで18ドルも脅威のコスパ☆

レストラン紹介の番組ではよく登場し、それだけ地元の人たちに愛されているお店でスタッフもすごくフレンドリーです。番組のコメントには必ず「量はたっぷりある」とアメリカ人が言いますが、言うだけはあるなと思いました。安くて美味いくて楽しいトラットリアです。

サンフランシスコにいながら、異国情緒が感じられるエリア、ノースビーチ・リトルイタリアは、素敵なレストランや気軽な食堂と幅広いチョイスがあります。週末は遅くまでオープンしている店もあるので、サンフランシスコにいらしたら、やはりここは覚えておくといいエリアです。

【Sodini's Green Valley】

住所:510 Green ST San Francisco, CA 94133

営業時間:月〜金17:00〜21:00土日16:00〜22:00

URL:https://sodinisgreenvalley.com

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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