サンフランシスコの絵葉書を探す5+1のポイント アメリカ郵便窓口受付締め切りはいつ?

公開日 : 2021年11月18日
最終更新 :
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アメリカは、11月8日にワクチン接種完了者に対しての規制が緩和されたこともあり、アメリカ国内外の旅行をしようと考えている方、昨年断念した感謝祭の帰省、ちょっと先ですが、クリスマスを実家で過ごそう!アメリカの人口の半分が動く人民の大移動・冬の陣が始まろうとしています。

知り合いに、84歳になるお爺ちゃまがいます。日本の水際対策による入国手続きは困難で帰国は無理と諦めています。しかし近況報告したいのでサンフランシスコの絵葉書を買ってきてくれないかと頼まれました。旅先からの絵葉書を事もなくなり、俄かに観光客になり新鮮な気持ちで探しに行ったら絵柄もアップデートされていて驚きました。今回はせっかくなのでサンフランシスコの絵葉書を買う際のポイントです。

ランドマークのセールスフォースタワーの絵葉書

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マーケット通りから南側ソーマ(SOMA)地区は、高層ビルがタケノコみたいにニョキニョキできていて、年々ツインピークスからの景色が変わっています。完成前からランドマークと称せれていたソーマ地区を代表するビルが、"セールスフォースタワー(Sales Force Tower)"です。かつてツインピークスの見晴らし台から、ベイブリッジ・サンフランシスコ線がよく見えていたのが、徐々に高層ビル群に消されほとんど隠れて見えなくなっています。2000年代最初の頃の写真をお持ちの方は見比べてください。1980年代以前は、さらに感慨深い風景ですよ。

①セールスフォースタワーが入っているのがポイント

②ジャイアンツ球場の看板がオラクルパークになっているのがポイント

③ベイブリッジの夜景がライトアップされているのがポイント

取り壊されたベイブリッジとコロンバス像の絵葉書

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新しくできた建物があれば、それに伴い取り壊しになった物もあります。その一つが、ベイブリッジ・オークランド側にあった二階建ての橋です。1989年のローマ・プリタ地震で橋の一部が落下、この時の様子は日本でも報道されています。地震後新しい橋の建設と古い橋の取り壊しとなりました。

④古いベイブリッジの写真と新しいベイブリッジがあるのがポイント

⑤テレグラフヒル(コイトタワー)コロンバス像があるのがポイント

合成じゃないと難しいが、

*アラモスクエアのペインテッドレディース(7軒のお家)の背後にセールフォースタワー

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▲やっぱり、チャイナタウンは外せない

絵葉書を探しに、チャイナタウンのグラント通りにあるギフトショップに行ってみました。

ドラゴンゲートから3件目くらいのショップが比較的良心的でした。グラント通りのお土産物店の商品管理は、各店相当ばらつきがあります。たいがい絵葉書は"店先"に置いてありますが、店内にあれば汚れや色褪せはありませんが、野ざらし状態で歪んでるものもあります。雨に打たれて固まっているのもあります。値段は、1枚25〜30セント、4枚で1ドル〜6枚で1ドル。6枚1ドルは、劣化が激しく昔カラーだったよねみたいな絵葉書。状態が良ければ高いし、安いのはそれなりの値段で納得です。

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グラント通りにあるギフトショップは、コッテこてのお土産風の折り畳み傘も10ドル以下で売られています。日本の折り畳み傘の品質は世界一と自負しているのですが、チャイナタウンで買う折り畳み傘もドラッグストアで買う傘より丈夫でした。

これからは雨のシーズンを迎えるサンフランシスコ。万が一の時はチャイナタウンの傘お勧めですよ。

ホリデーカードの季節到来(まとめ)

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気がつけば、クリスマスカードの準備をしなくちゃいけない季節になりました。メールやSNSで済ませてしまい、年々送る枚数が減っていますが、珍しい風景の絵葉書で送っちゃおうかと目論んでいます(苦笑)ハガキが一枚20〜30セント。切手代は、アメリカ国内は0.40セント、日本を含むほとんどの海外は$1.20です。なんと国際郵便(封筒〜1oz)と同じ値段です。

参考までに、

アメリカ国内(アラスカ・ハワイ除)のホリデーカードの普通郵便の締め切りは12月15日(水)

*郵便局の窓口が一年で最も忙しくなる日、今年は平日

国際郵便は、中央・南アメリカ以外の日本を含むほとんど12月6日(月)

*日本は、年賀状の習慣で多少遅れてもいいかなと最初から言い訳している人も多いんです。

子供頃あった"ペンダコ"はすっかり無くなり、ばね指の心配をするようになったこの頃、今年は頑張って手書きで送ってみようかと思いました。お爺ちゃまのお使いもいいもんですね。でも、何故お爺ちゃまが絵葉書を出そうと思ったか?を考えたら切なくなりました。

 ご高齢の方で、入国後の手続きに自信がなく、体力的な理由でお里帰りを断念している方。また簡素化されるのを待ち侘びながら、その願いが叶わなかった方もいらっしゃいます。その事情を知るにつけ、本当に1日も早く自由な往来ができる日が来ますように...もう少し頑張りましょうね。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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