【マリンカウンティー・サンラファエル】フレンチマーケット見る人・ファーマーズマーケットのぞく人

公開日 : 2021年11月04日
最終更新 :
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お宝探しのフリマと新鮮な食材のファーマーズマーケットが同時に楽しめる、マーケット好きにはたまらない場所があります。サンフランシスコから車で30分ほど、ゴールデンゲートブリッジを渡り、101号線を北上、マリンカウンティー・サンラファエルです。

フレンチマーケットで気軽なお宝探し

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▲夜明けと同時に

毎月第2日曜日、サンラファエルのシビックセンターの駐車場脇にオープンしています。広々としたパーキングは取り合いになることはありませんし、さらに入場料も無料というのがうれしい。イーストベイ・アラメダポイント(サイト、こちら)のフリーマーケットよりかなり小さく一周20分くらい。こぢんまりとしていますが、そのぶんディラーさんともゆっくり話せます(値段交渉とか)"フレンチマーケット"、名前もちょとおしゃれな感じがしますね^ ^

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▲$1テーブル

フリマに必ずあるのが、「$1コーナー」です。やっぱり"早起きは三文の徳"早く行くと大当たりする確率が高いです。どのブースの商品もきれいで、お店の方もていねいに扱っていて、思い入れのあるグッズを売っているんだなと感じます。「大事に使います」って言いたくなります。

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【French Market】

・住所: 10 Ave of the Flags Civic Center San Rafael,CA 94903

・オープン: 毎月第2日曜日9:00~15:00

・入場料・パーキング: 無料

食の教育に熱心な住民のハイクオリティなファーマーズマーケット

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▲ここに出店するのはステイタス

マリンカウンティーは、全米でも富裕層エリアとしてたいへん有名です。日頃から健康に気を配り、教育に関しても熱心です。もちろん"食育"もしっかり。大人から子供まで、食に対しての意識が非常に高いエリアです。それだけに食材のクオリティも高く、珍しい野菜やプロダクトが見つかります。土曜日は、サンフランシスコのフェリービルでファーマーズマーケットは、有名レストランの買付や観光客にも人気があり、サンラファエルに比べて少しコマーシャル化されている気がします。土曜日フェリービル、日曜サンラファエルと連日出店しているベンダーさんもいますが、こちらでは、ゆったりとお客さんを迎えているように思います(値段は同じでした)出店審査もしっかりしていて、"出店できる=安全管理がしっかりされている"有機農家の方にとってはちょっとしたステイタスです。

【Sunday Marin Farmers Market】

・住所: 3501 Civic Center Dr San Rafael, CA94903

・オープン: 毎週日曜日 8:00~13:00

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買い物がてらシビックセンターの建物見学。日曜なので閉まっていますが、フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)氏が、設計したものです。建築に興味がある方は、外観からでもぜひ見てみてください。

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▲ピンクペッパーコーンの木

パーキングへ向かう道路脇、街路樹が"ピンク・ペッパーコーン(Pink Peppercorn)"を発見しました。かわいいピンクの実がたわわに生っていました。日本では、ピンクペッパーと呼ばれているようですが、ペッパーと言っても山椒の親戚です。胡椒のような辛味は、ほとんどないので料理の仕上げにアクセントで使うとかわいいです。軽く潰すと柔らかい香りを放ち鼻腔をくすぐります。お部屋に飾ってもすてきですよ。

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歩いて5~6分で、アンティークマーケットとファーマーズマーケットがあり、マーケット巡りが好きな人にはたまらないサンラファエルの日曜日。竹色のホーロー($20)とフェリービルにはないマイクログリーンのプランター($5)をゲット。おそらく来週あたりから、感謝祭のデコレーションやサンクスギビングディナーの食材にクリスマスリースも並び始めます。サンフランシスコに比べ寒暖の差があるので、紅葉が一気に始まります。赤や黄色の葉っぱに朝の冷たい空気と澄み切った初冬の空。マリンカウンティーが最も美しくなるシーズンを迎えます。

車がないと少したいへんですが、機会があったらぜひいらしてみてくださいね。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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