今はどうなっているサンフランシスコ空港PCR検査サイトと年末年始の移動

公開日 : 2021年12月24日
最終更新 :
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▲サンフランシスコ空港

今年も残すところ1週間となりましたね。

今週は、クリスマスを家族や旅先で過ごす人たちの移動がピークを迎えています。先週から断続的に続いている雨、嵐で、サンフランシスコは、わずかな晴れ間だけで毎日雨。車で3〜4時間北東にあるスキーリゾートで有名なレイクタホ(Lake Tahoe)は、標高が高いのでそれが雪となり、大変な賑わいを見せています。今年最後のアメリカ国内人民の大移動、サンフランシスコ空港の混み具合がどんなものか見てきました。

ウォーク・イン・ウエルカム覚えておくといい検査サイト

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▲国際線ターミナル、アイル6にある検査サイト(予約なし側)

混み具合で気になったのが、国際線ターミナル、アイル6にある検査サイト。実は、ワクチン接種をしていない方が日本に緊急帰国をしなければならなくなり大騒ぎでした。自分が接種しているせいもあり、気にしていませんでした。ただ日本に帰った時、ワクチン証明書の提示を求められず不思議だったのを思い出しました。水際対策情報では「出国前72時間以内の検査証明書」の提出が必要とはありましたが、ワクチンの有無については明記されておらず、厚労省(検査証明書)のサイトにもなく、領事館に確かめてみたのです。結論から言えば日本入国・アメリカ入国双方ワクチン接種証明書は要らないとの事でした。サンフランシスコではワクチン接種証明提示の所があるので、未接種者の方にとっては、心配な部分です。(CDCアレルギーを持つ方のワクチン接種について)様々な理由で接種できない方がいるので納得と言えば納得です。

(現時点状況です)

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▲予約あり!

さて、サンフランシスコ空港国際線チェックインカウンター#6にある検査サイトの様子です。予約なし側の混み具合と比べると、予約しておいた方が確実だし、待ち時間少なくてすみますね。

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▲空港内クリニック

同じく国際線チェックインカウンター#12の奥、セキュリティチェックポイント脇にあるクリニック。一時J&Jのワクチン接種ツアーもあったりで行列ができていました。11月より永住者、米国籍者以外の入国の際、ワクチン接種証明書が必要なったので、あの行列は無くなっていました。引き続きワクチン接種は受けられますよ。

*在日アメリカ大使館(Covid-19のワクチン接種要件)

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▲案内所などには無料のマスク

オミクロン株の急速な広まりにより、再びマスク着用要請の場所が増えています。実は、国内のマスク着用基準が違っています。全米規模イベントでは、どこから来た人かマスクしてる、していないかで何となくわかるそうです(苦笑)

インフォメーションや主要な出入り口に無料マスクが用意されています。施設内はマスク着用ですが、やはり中にはマスク着用していない人もいました。うっかりさんには素早く空港職員の方が声をかけていましたよ。

オミクロン株+雨・嵐・人手不足でフライトキャンセル続出

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オミクロン株の影響で、ホリデーシーズンのフライト欠航や遅延が報告されていています。ベイエリアには、サンフランシスコ空港(SFO)・オークランド空国(OAK)・サンノゼ空港(SJC)の国際空港があります。ベイエリア3空港は、オミクロン株の世界的影響に比べると欠航・遅延は少ないようですが、ユナイテッド航空(UA)を中心に欠航、遅延が出ています。(12/23朝時点SFO:32欠航50遅延、SJC:10遅延、OAK:1欠航15遅延)コロナの影響に加え、雨・嵐、そして人員不足も原因なのだそうです。そんなこともあり混んでいるかもと思いましたが、23日朝10時頃でチェックインカウンター、セキュリティーの列はほとんどなく、思った以上に整然としていました。

*フライトスケジュール確認(Flightaware)

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感染力はデルタ株以上のスピードのオミクロン株。比較的軽症で済むらしいことも伝えられていますが、ホリデーシーズンのイベントもキャンセルが出始めているサンフランシスコ・ベイエリアです。3回目(ブースター)接種を目前に、感染してしまった元同僚。セルフテストキットも買いに行けず、オンラインでも売り切れで、熱が下がるまで自室で高熱にうなされていています。そしてルームメイト全員PCR検査とそれぞれの職場に連絡です。(サンフランシスコCovid-19新規感染者)デルタ株では、幸い身近に感染した人はいませんでしたが、オミクロン株の感染スピードは、切に感じられるこの頃です。

1日も早く、熱が下がって検査でネガティブになりますように...

皆さんもとにかく安全にホリデーシーズンをお過ごしください。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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