【2022NFLプレーオフ】今更聞けないアメフトのポジション(タイトエンド/TE)

公開日 : 2022年01月27日
最終更新 :
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行き先"GO NINERS"のバス

日曜日の対ラムズ戦に向けて、ゴー・ナイナーズ(Go Niners)の雰囲気が盛り上がってきています。1月9日に一度ラムズと対戦しているだけに記憶もまだ残っています。何かとライバルのLAとSFです。「フットボールシーズンが終わると、ホリデーシーズン終わり」とまで言う人もいるくらい、アメリカ人にとって、フットボールって、スポーツ以上の大事な行事なんです(苦笑)

**ちなみにアメリカ人は、「アメフト」とは言いません。
なぜならフットボールと言えば”アメフト”の事だからです**

細分化されたポジション・注目のポジションは、タイトエンド

カレッジフットボールをやっていた知り合いが、「作戦の打ち合わせも練習のうち」と言っていました。作戦パターンはプロになると200もあるらしく、その司令塔となるのが「クォーターバック(QB)」ちょとフットボール(アメフト)を知っている方なら、スタープレーヤーとして名前を挙げらるかもしれないですね。しかし、私は、それ以外のオフェンスはすべて恥ずかしながら「レシーバー」と言い、オフェンスとディフェンスは、必ず交代するくらいの知識しかありません。

実は、2019〜2020シーズンから、SFフォーティナイナーズの選手で、ひときわ体格がよく、オフェンスプレー中でも相手をブロックするような活躍をしているイケメン選手がいます。名前は、ジョージ・キトル(George Kittle)背番号85。ファッションセンスもよく、元バスケットボール選手の奥様のクレアさんと一緒に、ベイエリアのカジュアル眼鏡オンラインブランドのジニ(Zenni®︎サイト)で、「キトル・コレクション(kittle Glasses Collectionサイト)」を発表しています。バート駅に大きなポスターも掲載されました。

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バークレー「ボビー・ジーズ」

彼のポジションっていったいどこなのか? ゲーム中、観戦仲間に聞いてみた。

「彼は、タイトエンド(Tight end/TE)攻撃も守りもできる人だよ」と驚きの答えが返ってきました。何せフットボールは、オフェンスとディフェンスのどちらかしかないと思っていたから、両方できるってスーパーポジション、何それ!?

ポジションを押さえていれば楽しみ倍増

話は長くなりましたが、司令塔のクォーターバック(QB)以外、まったくポジションのことを知らなかったので、今回もメモも兼ねてまとめてみました。

<オフェンス>
QB(クォーターバック): 言わずと知れた攻撃の花形司令塔(野球でいうピッチャー)
WR(ワイルドレシーバー): QBのパスを受け取る人、ランプレイの主役。
RB(ランニングバック): QBのパスをもらって走る人。WRほどではないが確実に前に進む(パスプレイ)
OL(オフェンスライン): QBを敵から守りRBの走る道筋を作る
TE(タイトエンド): OLとWRの両方の役割を担う

各ポジションもさらに、RBには、ハーフバック(HB)とフルバック(FB)があり、基本HBにボールが来て、FBはその時に道を切り開いていく。WRは、ちょこまか動いてQBからのパスを受け取り(ランプレー)、WRは、QBから手渡しに近いようなパスをもらう(パスプレー)そして、QBを敵から守るので、試合の3割を決める重要な縁の下の力持ちがOL、オフェンスで唯一ボールを持っちゃいけないポジション。そして、キトル選手のポジションのTEは、QBを敵から守り、作戦によってはQBからパスを受けランプレーもする。ぶつかり負けしない強靭な身体と俊敏な動きと速さが求められる。こうしてみるとQB以外すべてをカバーできなければならないポジションだ。

1990年代フットボールは、WRが流行ったらしいです。QBからのロングパスを鮮やかに受け取り、タッチダウンを決め、誇らしげなポーズをとる。ランプレーより一気に距離も稼げるし、私たちが思い描くフットボールのかっこいい映像です。その頃TEは、ブロックのうまい選手、パスを受け取るのがうまい選手と分かれていたようですが、同じく90年代WR並みのスピードとキャッチのうまいTEが現れたことから、万能選手としてのTEをスカウトし作戦に幅ができていきました。守りのTEよりレシーバーとしての役割も果たすようになったと言われています。

<ディフェンス>
LB(ラインバッカー): ディフェンスの司令塔
CB(コーナーバック): おもにWRにくっついてパスを通させないようにする
S(セーフティ): ディフェンスの砦(とりで)、ここを破られたらタッチダウン
DL(ディフェンスライン): OLとぶつかり合う。RBの走るスペースを塞(ふさ)ぐ

ディフェンスもさらに細分化され、ストロングセーフティ(SS、おもにランプレーのディフェンス)、フリーセーフティ(FS、おもにパスプレー)DLには、デフェンシングタックル(DT)と、ディフェンスの花形DE(ディフェンスエンド)がある。QBがパスの構えをする際どうしても背中に死角ができる(ブラインドサイド)、に抱きついくみたいにしてパスをさせない重要なポジション→QBがパスできないようにねじ伏せるをサック(sack)と言います。

フットボールには、普段あまり耳にしないような専門用語がたくさんあって、ある程度わかっていれば、多少英語が苦手でも語り合えます。よかったら「専門用語リスト(サイト)」を眺めてみてください。スポーツは言葉を越えます^ ^V

アメリカの仕事は分業制とよく言われていますが、フットボールは、典型的な例かもしれませんね。

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話は、眼鏡ブランド「ジニ(Zenni®︎/サイト)」に戻りますが、ちょうど日本のメガネブランド「ジンズ(J!NS/ジンズUSサイト)」のようなブランドです。オンライン専門でパンデミックの時は店舗がなかったぶん、減収が少なかったビジネスです。キテル選手インタビューのときは必ず自らのコレクションのサングラスで登場します。

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「ボビー・ジー(Bobby G's)」ってナイナーズのQB(Jimmy G)みたいな名前です。フットボールに限らず、スポーツ観戦で仲間が集まるので、ひとりで行ってもゲーム終了の頃には友達になっているようなフレンドリーさと熱狂的ファンの熱気ムンムンのピザハウスです。

【Bobby G's】
住所:72 University Ave, Berkeley, CA 94704
オープン時間:月〜木17:00〜22:00、金土12:00〜23:00、日10:00〜22:00
URL:https://bobbygspizzeria.com

*こちらのまとめは、私が素人なりに解釈したものです、ご了承ください*

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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