2時間で完売のアスパラガス、名称も変わったマーケットで振り返る3月
3月になると、明るくなるのがぐんぐん早くなります。第二週目の日曜日からサマータイムが始まるので、ちょっとだけ朝が遅くなって冬に戻ったような気がします。しかし、確実に春はやってきていて、3月20日(お彼岸の頃)アメリカでは"春が始まる"と言います。今月のマーケットは、春限定"売り切れ御免"のあれやこれやが出てきます。
一気に春めくマーケット・売り切れ御免のアスパラガスは2時間で完売
▲ノビル・コゴミ
3月5日、FPマーケットプレイス内『Far West Fungi(地図サイト)』では、ノビル・コゴミを見つました。ノビルはオニオン、コゴミはファーン(Fern)と言っています。山菜をよく食べる訳ではありませんし、日本の方でも好みが分かれますから。もう少しすると、行者ニンニクが出てきますよ。春は山菜好きな日本の方は、日本が恋しくなるそうですが、ここで少し楽しんでください。一袋/パック5ドル。
▲アイリス
日本だともう5月頃でしたでしょうか?『何れ菖蒲か杜若(いずれアヤメかカキツバタ)』慣用句がありますが、見分けがつきにくいのに用いられます。アヤメ・カキツバタ・ハナショウブは、全て"アイリス(Iris)"です。買ったことはありませんが、開花するとどれなのか分かります。
『マクギニス・ランチMcGinnis Ranch(サイト)』
▲アスパラガス
翌週は、期間限定ベジの王様"アスパラガス"が登場!
ヒト束(1lbほど)6〜7ドルです。直径2cmもある"ジャンボアスパラガス"は、特に期間が短く大人気。初物のこの日、8時前にブースがオープンして10時頃には売り切れました。毎年お昼頃にはほとんど売り切れます。レストランも買付にきますからライバル多い。
<アスパラガスの一皿>
ちょっとした一手間で格段に美味しくアスパラガスが食べられます!
下処理:手でポキンと硬い所を折って、ハカマ(三角形の葉っぱみたいなの)を取り、洗います。
茹で方:たっぷりの塩湯を用意。沸騰したら2分ほど(好みの硬さ)茹であげ、塩氷水にさらします。
*もったいない気がするけどお湯の量はアスパラ入れても温度が下がらないくらい
*ここまでできたら、グリルもいいですね*
マヨラーの一手間ドレッシング
ボウルにQPマヨネーズを適量いれ、レモンの搾り汁を加えて、軽く混ぜ合わせ完成!
仕上げは黒胡椒をガリガリ
そして、今シーズン冬の最後の日となる3月19日は、期間限定のお花"ライラック"が今シーズン初お目見え『イートウエルEat Well Farm(サイト)』では、ヒト束15ドル。少し高いのですが、年に一回なので春の香りを楽しんでいます。初日は瞬く間に売り切れました。ライラックの切り花は、すぐ萎れてしまうので、残酷ですが、切り口をザクザク切り込みを入れ水のあたる面をたくさん作ってあげるのがポイントです。
3月最終日マーケットのお花は、赤いスイートピー
運営団体の名称変更CUESAからFoodwiseへより活動が幅広く
フード関係、流通関係のサンフランシスコ視察で、必ず立ち寄るフェリービルのファーマーズマーケットです。運営しているのが、NPO団体"Center for Urban Education about Sustainable Agriculture (略称CUESA)"30年に渡り、サンフランシスコ・ベイエリアの新鮮かつサスティナブルな地元食材を農家の皆さんと一般消費者やレストラン間の橋渡し役を担い続け、"食育"にも過大な貢献をしています。ここは、今や世界屈指のファーマーズマーケットになりました。更に商品流通経路開拓と教育プログラムを拡充していこうと、3月17日に名称を『フードワイズ(Foodwise)』と変更しました。そのイベントが19日にマーケットの隣で開催されました。ウエブサイトは、只今アップデート中です。CUESAでも大丈夫ですが、徐々にフードワイズの名称は目にするようになるでしょう。
CUESAってどんな団体なのか?質問される方もいましたが、Foodがついたおかげで、食関係の団体と誰にでもわかりやすくなったと思います。
Foodwiseの新サイトは、4月に完全にアップデートされます。
引き続きどうぞ宜しくお願いいたします!
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さて、3月26日そそくさと買い物を終え、ヨット界のレジェンド堀江謙一さんを遠くから一眼見ようと、ゴールデンゲートブリッジからサントリーマーメイドⅢ号を眺めてきました。
その後現在地サイトが立ち上がっていたのを発見しました。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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