風薫る5月霧の季節前の今がベスト!プレシディオのお気軽トレイルに最適
私は5月のサンフランシスコが大好きです。何故なら雨季も終わり、本格的な霧のシーズン前で、新緑や爽やかな風の香りが、5月の日本とそっくりだからです。さて、今日は、そんな季節プチ・トレイルにぴったりな旧軍事施設プレシディオ内、ナショナルセメタリー脇、"バッテリー・ブルフ(Battery Bluff)"の紹介です。トレイルと言っても散歩程度でゴールデンゲートブリッジを眺めながらなので気負わず歩けます。自転車レーンも整備されているので、レンタルバイクなどで回ってもいいかもしれませんよ。
かつての要塞が、お気軽な遊歩道に変わりつつ
『Park for All Forever(公園は永遠にみんなのもの)』と刻まれたゴーデンゲートビューポイントです。この"Forever(永遠)"という言葉に少し、胸が詰まりました。かつて軍事要塞(Fort)だったことを思えば、ここは平和とは裏腹な場所でした。公園が永遠にある=平和は永遠に続くと想像しちゃって、戦争をおこさない意気込みを感じました。ロシアのウクライナへの軍事侵攻が1日も早く終結するのを願います。
いくつかのトレイル、表示があります。
傾斜は若干あるものの、距離を見てみるとどれもトレイル初級者で大丈夫かなといったコースです(表示の1マイル≒1.6キロ)
5月の暑くもなく寒くもない清々しい朝日を浴びながら、植樹作業の方達。つい参加したくなる"ガーデニング日和"でした。遠くに見えるのは白い墓石(笑)
頭の上にあるのはフリーウエー(HWY)101です。ゴールデンゲートブリッジに向かってます。
今は資材置き場になっている頑丈なレンガの建物は、かつて軍の施設だったのを感じますね。真っ青な空と殺風景なレンガの建物がいい味わいの写真が撮れるみたいで、ポスター撮影に使われた事もあったそうです。
これからさらに整備され、美しく変わっていくプレシディオプロムナードいかがでしたか?サンフランシスコ滞在期間が短いとなかなか難しいかもしれませんが、バート・エンバカデロ駅(カリフォルニアST&ドラムST)から、シャトルバス"プレシディゴー(Presidi GO)"が、プレシディオ・トランジットセンターまで運行されています。
<参考マップ>
◆ ビジターマップ:pdfはこちら
今回歩いた所は、ビジターマップではCOMING SOONと記載されています。
◆ トレイルマップ:pdfはこちら
◆ ダウンタウン方面⇄プレシディオ・プレシディGOルート:pdfこちら
今回紹介したプチ・トレイルであるといい物と服装についてアドバイス。
この場所は、風がない場合は半袖でもいいくらい穏やかなのですが、ゴールデンゲート海峡からの風が入り込んでくる場所です。ウィンドブレーカー、帽子と手袋があるといいです。重ね着がポイントです。コースには未だ給水所は、設置されていませんでしたので、お水は必ず用意してくださいね。道路は舗装されているので、本格的なトレッキングシューズは全く必要ありません。旅行用のスニーカーで十分です。プレシディゴーを利用して、ゴールデンゲートブリッジを眺めながら気軽なトレイル。普段ウォーキングされている方なら頑張ればゴールデンゲートブリッジまで行けますよ!
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【堀江謙一さんのイマココ】
https://www.furuno.com/special/jp/horie-challenge/
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筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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