ご安航を!海保練習船「こじま」長一声とともにホノルルに向けて出港

公開日 : 2022年05月26日
最終更新 :
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2022年5月25日朝、海上保安庁練習船「こじま(PL21)」が、次の寄港地ホノルルに向けて出港しました。前日に88人全員陰性の知らせがあり、これでみんなで次の航海ができますね。

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入港時の制服から実習着姿です。出発準備をする実習生、乗組員さんたちの表情は、キリッと引き締まっていて、精悍な顔立ちになっていました。これからの実習に向けて緊張感も伝わってきました。実習生達が指導教官、乗組員の方からいろいろ指示を受けている様子。写真だとわかりにくいのですが、白いヘルメットが乗組員、黄色は実習生です。

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船長さん自身も32年前、先代の練習船で同じ航路を通って実習生として来たそうです。サンフランシスコは懐かしく感じる瞬間があったそうです。今回の実習では、シンガポールも寄るのですが、途中少し心配される海域も通過しなければならないそうで、気をつけて通過してくださいねと声をかけら、笑顔で大丈夫ですと答えていました。

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10:15頃、音もなく船体が岸から離れました。この静かさは、情緒あふれる旅立ちの風を感じ、神々しかったりします。飛行機のエンジン全開のエキサイティングな離陸とは対照的。見送りに来た方たちは、万歳するように腕をあげ大きく左右に振り、船上からは帽子をとってこちらに向かってゆっくりと手をふっていました。

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タグボートで船尾を押されたこじまの船首は、180度回転し舳先がゴールデンゲート海峡に向きました。いよいよホノルルに向かって航海が始まります。

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この日、領事館の方から"長一声(ちょういっせい)"という言葉を教わりました。これは、出航のときに鳴らす長い汽笛だそうで、感謝の意味を込めたものでもあるそうです。ベイブリッジ通過の際に4〜5秒くらいなっていました。

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どんどん、小さくなっていくこじま......ご安航を!

次の寄港地ホノルルの皆さん、どうぞよろしくお願いします。

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堀江さんのイマココ)&hide-filter-bar=true)

西宮まであと、600km弱

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筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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