ご安航を!海保練習船「こじま」長一声とともにホノルルに向けて出港
2022年5月25日朝、海上保安庁練習船「こじま(PL21)」が、次の寄港地ホノルルに向けて出港しました。前日に88人全員陰性の知らせがあり、これでみんなで次の航海ができますね。
入港時の制服から実習着姿です。出発準備をする実習生、乗組員さんたちの表情は、キリッと引き締まっていて、精悍な顔立ちになっていました。これからの実習に向けて緊張感も伝わってきました。実習生達が指導教官、乗組員の方からいろいろ指示を受けている様子。写真だとわかりにくいのですが、白いヘルメットが乗組員、黄色は実習生です。
船長さん自身も32年前、先代の練習船で同じ航路を通って実習生として来たそうです。サンフランシスコは懐かしく感じる瞬間があったそうです。今回の実習では、シンガポールも寄るのですが、途中少し心配される海域も通過しなければならないそうで、気をつけて通過してくださいねと声をかけら、笑顔で大丈夫ですと答えていました。
10:15頃、音もなく船体が岸から離れました。この静かさは、情緒あふれる旅立ちの風を感じ、神々しかったりします。飛行機のエンジン全開のエキサイティングな離陸とは対照的。見送りに来た方たちは、万歳するように腕をあげ大きく左右に振り、船上からは帽子をとってこちらに向かってゆっくりと手をふっていました。
タグボートで船尾を押されたこじまの船首は、180度回転し舳先がゴールデンゲート海峡に向きました。いよいよホノルルに向かって航海が始まります。
この日、領事館の方から"長一声(ちょういっせい)"という言葉を教わりました。これは、出航のときに鳴らす長い汽笛だそうで、感謝の意味を込めたものでもあるそうです。ベイブリッジ通過の際に4〜5秒くらいなっていました。
どんどん、小さくなっていくこじま......ご安航を!
次の寄港地ホノルルの皆さん、どうぞよろしくお願いします。
*****
堀江さんのイマココ)&hide-filter-bar=true)
西宮まであと、600km弱
*****
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。