お盆を過ぎると秋の風、マーケットで見たサンフランシスコ8月の様子

公開日 : 2022年08月28日
最終更新 :
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▲ホオズキの仲間

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8月17日、サンフランシスコは公立学校の新学期が始まりました。中学生になる子供を持つ同僚の話では、サンフランシスコは1学区なので、希望の学校に入学できなかった子供たちは、お家から遠く離れた学校まで通うに事になったりするそうです。送り迎えが常識のアメリカ、親御さんにとっても生活が変わってしまう新学期です。そして、緯度がほぼ仙台と同じサンフランシスコは、新学期の頃になると朝夕の風、"秋の気配"を感じるようになります。

観光客の賑わいも戻ってきた8月のマーケットの食材は、どんなだったでしょうか?まとめてみました。

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大きくなった野菜は、輪切りのステーキ!

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ひまわりって大きいお花だと思っていましたが、"Teddy Bear Sunflowers(1束7ドル)"は、片手にすっぽり収まるサイズで、テーブル用に良い買い物でした。翌週は売っていなかったので、やっぱり大きくなっちゃのかしら。

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翌週、小さいと思っていたけど、重さ3ポンド(約1.4k)の巨大なズッキーニを発見!隣のズッキーニが一般的な大きさです。輪切りにしてステーキみたいにしたらどーかしら?バックパックに入れて帰宅しました。

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インゲン豆も今が盛り。細長いもの、平べったいもの、黄色に紫、ピンク色。シェリングビーンズ(Shelling Beans サヤつきの豆)も一緒に売られてるので、サヤを取って食べるかどうか、聞いてみてくださいね。

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ピンク色のサヤに入ってて赤いマーブルがとっても可愛い"クランベリービーンズ(Cranberry Beans)"は、色を生かした食べ方したいですが、煮込むと色がなくなってしまいます...トホホ。鮮度の良いものをサヤから出して、色止めのお酢を垂らして10分ほど茹でてみたら少し赤色が残っていました(写真は茹でる前ですが、茹でたての写真撮り忘れて残念)

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天然のキャンディーと言われています。"デーツ(date/jujube)"ヤシ科の植物で北アフリカあたりが原産。中国の北部原産のナツメ(クロウメモドキ科)とは別って、木を見てわかりました。出始めた"ザクロ"。塗る、食べる、飲むの医者いらず"アロエ"が売ってます。コアな固定客が多いブース。

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全種類のトマトを一個ずつ買って、ザクザク切って、オリーブオイル+自然の塩(先にオイルをからめると水っぽくならない)。モッツアレラチーズを小さく一口サイズにちぎって加えて、トマト&モッツアレラのサラダ完成。

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夏の定番、ナスも売り場の中心。紫色はいわゆる米ナス。白(薄紫のぼかし)は米ナスに比べてクリーミーな食感。そして縞々模様はちょうどその中間って覚えておくといいそうです。

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ポイントは塩加減、簡単インゲン豆のグリル

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感謝祭のターキー必ず添え物として登場する"インゲン"です。黄色いインゲンは緑に比べて柔らかく、グリルパンで焼いてみました。

【材料】

◆黄色インゲン豆 適量(今回は約200グラム)

◆オリーブオイル適宜

◆自然の塩 少々

◆黒胡椒 お好みで

◆ニンニクペースト

あればいい飾り:プチトマト、バジルのお花

作り方

①インゲンは洗って、茎の部分をハサミで切っておく

②グリルパン(フライパン)にオリーブオイルをひいて、温まったところへ①を並べるように投入

じっくり焼いて、硬かったらフタをします

③好みの硬さになったら、お塩で調味

④盛り付けて、ニンニクペーストをかけ、好みで黒胡椒を挽いてあればお飾り

茎を取り除いたインゲン豆を焼くだけで超簡単。ポイントは、ある程度、焼き目をつけることと、塩加減を少しきつめにするといいです。目安は親指・人差し指・中指でつまんだ量。

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▲大穴の主役ニンニクペースト

以前こちらで紹介した"エレファントガーリック(Elephant Garlic)"ゲンコツくらいの大きさのニンニクですが、辛味が少なく香りも優しいので生食用として重宝する品種です。実は、8月6日、一片をすりおろして、ローリエと一緒にオリーブオイルに漬けていたんです。それが台所の端っこにポツンと...すっかり忘れてましたぁ><作りたては淡いニンニクの色だったのですが、時が経ち少し飴色になり粘り気がとろりとペースト状。香りも更にまろやかになっていました。使わない手はありません!

お皿に盛り付けてから、大さじ1をたら〜り〜とかけると、焼きたてインゲンの熱でいい香りが鼻腔をくすぐります☆と言うことで、主役はインゲンじゃなくて、忘れてかけて、ほったらかしにされてたおかげで、美味しくなった『自家製・ニンニク"熟成"ペースト』焼いたフランスパンに塗ってガーリックトーストもいいですよ☆保存食ってその時は覚えていても忘れちゃう事がよくありますが、そのおかげで美味しくなりました。

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【材料】

◆エレファントガーリック 一片(15〜20g)→もちろん普通のニンニクでもOK

◆ローリエ1枚

◆エクストラバージンオリーブオイル 表面が被るくらいの量

作り方

①ニンニクをなるべく細かい目の卸金で下ろす

②清潔なガラス瓶に①を入れ、ローリエを軽く折り曲げ、オイルを注ぐ

③なるべく涼しい場所に置いておく、翌日以降〜使えます。

*写真は、3週間経過したもの*

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そろそろ、秋の野菜に移行し始めてるマーケット来月は何が登場するかしらん。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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