払拭してくれたのはなんと大統領!学びがあったCovid-19

公開日 : 2022年08月07日
最終更新 :
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未だに多くの方が、新型コロナウィルス感染症で苦しんでいらっしゃいます。

心からお見舞いと1日も早い回復を切にお祈りしています。

今回は、私がコロナに感染した話をしたいと思います。お陰さまでもう普通に生活していますが、ごく一部の偏見の中で少し辛い日々も経験しました。それを払拭してくれたのが、なんとアメリカ大統領です。もはや誰が感染してもおかしくない状況と言われていますが、受診したクリニックの様子など役に立つかもしれませんし、体験談なので医学の難しい話ではありません(笑)

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発症とクリニックに行くまでの経緯

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ある日、咳が立て続けにではじめました。咳止めのシロップを飲み、一旦咳は治りました。数時間後、また咳がではじめたのですが、今度は喉が裂けちゃうんじゃないか思うくらい痙攣したように震え、胸が痛くなるほど酷い咳の連発。経験したことのない咳と喉の状態になりました。

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念の為、体温を測ったら"97℉"あまりピンとこないので、摂氏(℃)の体温計があるといいなと思いました。

ひどい咳は、時間を追う毎に悪化。声が枯れ、「そんな声聞いたことないわ」とたまたま電話してきた母も私と思わなかったほどでした。また身体が鉛のように重く、一日中横になってても全く回復の兆しなし。風邪薬を飲むために軽くサラダでもと思い、ニンニクたっぷり自家製ドレッシングをかけたところ、香り・味しない!この嗅覚障害で嫌な予感がしました。恐る恐るホームキットで抗原検査したら、クッキリと2本の線が浮かび上がり"ポジティブ(陽性)"の結果。ついに感染してしまいました。

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治療開始→リバウンド、周囲の反応

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症状が出てから2日目の朝。

ゴホゴホしながら、香りも味もしないコーヒー飲みながら、主治医へ連絡と緊急で診察してくれるクリニックを探しました。

上記のクリニックは、周りの評判もよく、一般的な治療もしてくれますし、旅行用PCR検査もしてくれますので覚えておくといいですよ。

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最も早く予約が取れたのが、"カーボンヘルス(Carbon Health Urgent care )"でした。

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カーボンヘルスの予約:最初のページにある"Urgent Care"をクリック。症状に"positive care(陽性の手当)"と打ち込みました。次は自分アカウントを作りますが、氏名・生年月日・連絡先のみ。早速マスクして出向きました。受付で問診(英語)です。日本語でも分からないのに、外国語ならなおさら意味不明。で分からないと言いましたら、OKとクリニックの方で処理してくれました。念の為、健康保険は持参しましたが提示は求められなかったです。

診察室に通され現れたドクターは、先ずワクチン接種をしているか否かを確認。そしてファイザー社の経口薬の説明をし、直ちに服用開始するようにお水まで持ってきてくれました。薬は5日分、時間が経ってからでは効き目が薄いとのこと。医療用語の難しい部分は、スマホの翻訳機能を使って説明してくれました。「スマホ便利だよね、だから外国語の患者さんも安心してくれるよ」とニッコリ。帰宅してからも自分でお薬について調べてみたりしました。嗅覚障害は、アロマセラピストさんと連絡を取り合い、嗅覚を刺激するオイルを調達。服用後6日目に陰性となりました。後遺症と言われる軽い咳はあるものの、隔離期間終了の10日後、普通の生活に戻りました。

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自宅隔離もすみ普通の生活に戻った4日後、なんと再び陽性となってしまいました。「咳も出てたし、本当は治っていなかったのではないか!」と懐疑の中で無念の5日間待機。「会った時ハグしちゃったけど...大丈夫なの?」と電話がかかってきたのは、最初に陽性反応が出た事以上にショックでした。陰性になってから、数日後稀に陽性になることがあるとドクターに説明された事や調べた事を説明しても陽性であることには間違いありません...

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ニュースでご存知の方も多いと思いますが、先日バイデン大統領がCovid-19で陽性反応が認められ、奇しくも私と同じ経口治療薬で5日間の治療が開始されました。程なく陰性になりましたが、再び陽性反応が出てしまった一連の報道。実はこの報道のおかげで経口薬のリバウンドについて広く知られる事となりました。「また陽性になることもあるんだね。大統領と一緒だね」と...随分時間がかかってしまいましたが理解してもらえ嬉しかったですし、それにはきちんと報道があってこそ感謝です。

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新型コロナウィルス感染症で大変な思いをされたバイデン大統領。徐々に職務に復帰されて、安心しました。また適切な報道のおかげで、実はよく分からなかったリバウンドや後遺症なども知られるようになりました。今回あえて体験談を投稿させていただいたのですが、きちんとした情報や知識の有無で偏見、果ては差別に繋がる可能性があると身をもって体験したことで、伝える側はきちんとした情報を届ける責任があると、あらためて強く感じました。

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お薬に関してですが、個人の身体をもとにお医者様の判断なのでご了承ください。

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筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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