ファイザーの追加接種が開始されたサンフランシスコ。9月最終週の様子

公開日 : 2021年10月01日
最終更新 :
筆者 : Katie M
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2021年9月24日、ファイザーのブースター接種がCDCによって正式に推奨されたアメリカ、サンフランシスコでも9月30日から追加接種がはじまりました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

ワクチンの追加接種が認可された週

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今週はファイザー接種を2回行った人を対象に、市内で3度目の追加接種が開始されました。対象となるのは、ファイザーワクチンを完了して6週間たった65歳以上の成人、18歳以上の介護が必要な方、50歳から64歳までの基礎疾患のある方となります。この3つのうち、どれかに当てはまる場合はワクチン接種の予約が可能となります。詳しい情報は、https://sf.gov/information/boosters-and-additional-dosesから観覧できます。

フォルサム通りのフェアが開催!

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ここ数週間、順調に感染者数の減少が続くサンフランシスコ、昨年はキャンセルとなったフォルサム通りのフェアも一年振りに開催されました。これは毎年9月の最終末に行われるレザーとLGBTQの祭典で、毎年フォルサム通りが歩行者天国となります。週末は黒いレザーに身を纏った多くの人で、SoMa地区はにぎわいを見せました。

サンフランシスコのワクチン接種状況

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今週のサンフランシスコのワクチン接種状況。サンフランシスコの公式ウェブサイトによると、今週12歳以上で1回目のワクチン接種を終えた率は88%・2回目は82%。今週は1回目の接種を終えた層が1%上昇し、90%台も徐々に現実的になってきました。

先週お伝えしたように、サンフランシスコ国際空港に勤務する全職員の接種義務など、市内ではさまざまな取り組みが行われています。

カリフォルニア州の感染状況

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州の統計による今週のカリフォルニア州の感染状況。先週に引き続き今週も新規感染者数は減少傾向にあります。州全体の1日あたりの平均新規感染者数は6950人。先週の8086人に比べても急激に数が減少しているのが分かります。

今週の人口10万人あたりの感染者数は15.5人・人口10万人あたりの死亡者数は0.3人。感染者数の数は同じく減少し、死亡者数は0.1%の上昇。今週のカリフォルニア州全体の2回目を終えたワクチン接種率は70.3%とついに70%のマイルストーンに到達しました!

最後に

このコラムを書いている2021年9月30日、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は5万2812人・死者数629人。先週の5万2183人・死者数610人に比べ、今週の増加数は629人。1日の平均数は89人。一気に100人以下に減少しました。増加するスピードも速ければ、減少するスピードも速いのが新型コロナの特徴。このまま冬を迎える前に減少が続くことが期待されています。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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