ウォリアーズの祝賀パレードが開催されたサンフランシスコ。今週の様子
6月12日から入国制限を緩和し、陰性証明書の提示が不要となったアメリカ、今年の夏は多くの人が海外旅行をすると予想されています。そんな中、サンフランシスコでは今週NBAで見事優勝を果たしたゴールデンステートウォリアーズの祝賀パレードが行われました。また、生後6ヵ月から5才までを対象としたワクチン接種が始まりました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
5才未満のワクチン接種を開始
アメリカCDCが6月18日に新型コロナウイルスワクチンの接種を5才未満にも推奨すると発表したのを受け、サンフランシスコでも今週から5才未満のワクチン接種がはじまりました。健康保険を持つ方は、かかりつけの医療機関に連絡する形が取られますが、保険保持者でない方ももちろん接種は可能です。カリフォルニア州在住の方はこちらのサイトから予約を行えます。
今週のサンフランシスコの様子
今週のサンフランシスコでは月曜日にNBAで優勝を果たしたゴールデンステートウォリアーズの優勝パレードが行われました。マーケット通りを東から西に移動するパレード、多くのファンが押し寄せお祭り騒ぎとなりました。
それと同時に今週は、今年初の90Fを超える猛暑日も到来。一番暑かったのが、6月21日。夏至の日前日のこの日は、夜になっても気温が下がらず、サンフランシスコとしては非常に珍しい夏日を満喫する日となりました。
サンフランシスコの夏は、霧が多く発生し肌寒い日が続きますが、今週は快晴が続く見通しです。
カリフォルニア州の感染状況
今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイトによると、州全体の1日あたりの平均新規感染者数は1万4356人。先週の1万人3069人と比べると今週は増加傾向にありますが、6月10日を境に徐々に減少している状況です。
サンフランシスコのワクチン接種状況
いよいよ今週から5歳未満のワクチン接種が始まったサンフランシスコ。市の公式ウェブサイトによると、今週の5才以上を対象とした接種率は1回目は90%、2回目の接種率は88%。こちらの数の変化はありません。
州の公式サイトによると今週の段階で、カリフォルニア州の郡でワクチン接種率が高い郡は、
1. インペリアル郡 >95%
2. マリン郡 91.5%
3. サンタクララ郡・サンマテオ郡 88.6%
今週も3位の2郡が同位数に並んでいます。サンフランシスコ郡は相変わらず5位を維持。接種率は87%です。
最後に
この記事を書いている2022年6月23日現在、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は16万4330人・感染による死亡者数897人。先週の16万1072人と比べると今週の増加数は3258人・1日の平均数は465人。先週とほぼ変化はありません。
a href="https://sf.gov/data/covid-19-testing-overview">過去1週間の陽性率平均は13%・10万人における感染者数は47.3人。多くの人が2年分の夏を満喫しようと活動をはじめた今、3月あたりの安定した状況に戻るのはなかなか難易度が高そうです。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
Katie M
18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。