【新型コロナとの暮らし】 新・外出禁止令発布後の銀行とスーパーへ

公開日 : 2020年04月03日
最終更新 :
筆者 : かん

こんにちは、かんです。☺

今日は、外出禁止令下でも、外出を許されている銀行と、米系スーパーへのお出かけをしてきました。

新・外出禁止令下の銀行

銀行と米系スーパーは同じショッピングエリア内にあり、まず、銀行に立ち寄りました。営業中のようなのに、入口は鍵がかかっています。銀行内オフィスの電灯は点いていますが、顧客は皆無の模様でした。

怪訝に思っていると、中からマスクをつけた銀行員の方が動いてくれ、入口のドアを開けてくれました。新・外出禁止令で入行できる人数制限がかかっているので、そうやって、人数調整をしているのでしょう。銀行手続きの書類の提出が目的でしたから、会話も控えめに(銀行窓口では、ちょっとした世間話で話が弾む場合も多いのですが、今回は主目的だけに集中して)そのまま外で書類をお渡しして記載内容を確認していただき、提出を完了しました。ほんの数分のことです。

その後、ドア横、外に備え付きのATMで個人小切手(チェック)を入金しました。アメリカでは現金でなく、個人小切手がお金のやり取りに使われる場合も少なくありません。最近は、携帯電話で個人小切手の写真を取り、そのまま入金できるサービスもあります。

銀行の外側には、入行のために並ぶ列を示すテープや社会的距離の6フィート(約2m)を示す印が地面に貼ってあり、また、社会的距離の維持を促すチラシが銀行外壁に6フィート毎に貼ってありました。

外出禁止令前と同じように、事前での電話予約も必要なく、いつもどおり銀行を利用することができました。

新・外出禁止令下の米系スーパー

外出禁止令が出てから、普段はファーマーズ・マーケットや個人商店を買い物先に利用していたのですが、今日、初めて一般的な"米系スーパー"へ行ってみました。単にその隣の銀行に出かけるので、ついでに寄ってみよう、と。

Screen Shot 2020-04-02 at 9.43.40 PM.png

昨日から、スーパーの利用には新しいルールが適用されています。それは、

① 6フィート毎の距離を示す印を店の内外に記す。(入店待ちやレジ待ちの列の社会的距離の維持努力)

② 人気商品の購入数を指定する。(一部の顧客による買い占め予防)

③ 入店者数を制限する。(社会的距離の維持努力)

④ エコバッグの使用禁止。(外部からのウイルスの持ち込みの排除)

⑤ 来客への新ルールの提示。(新ルールの徹底)

皆さん、ちゃんとルールを守って並んでいます。マスクをしている方、手袋をしている方、両方を装着している方、何も装着していない方、さまざまです。

アジア系でも欧米系でも、人種には関係なく、マスクを着用している方が多く見受けられました。

使い捨ての手袋をされている方は、スーパーの係の方から、「その手袋はこのお店で初めて着用しますか?」と、複数の店舗で同じ手袋を遣い続けることはしないよう、注意が促されていました。つまり、お店毎に手袋を変えないと、ほかのお店で万一手袋にウイルスが付着した場合、次のお店で手袋経路で感染拡大につながってしまうからです。

同じ理由で、自宅からのエコバッグを持ち込むことは禁止されました。

Screen Shot 2020-04-02 at 9.43.28 PM.png

その代わりに、ここの米系スーパーのTrader Joe's(トレーダー・ジョーズ)は、この新型コロナウルス対策中は、無償で、"新しくて"・"清潔な"紙袋を提供してくれる、と謳っています。また、入店時と出店時に、買い物客の手に消毒剤スプレーをかけてくれ、使い終わったカートの持ち手には消毒スプレーをかけてから、利用場所に戻してくれていました。とても親切で、対策をちゃんとしてくれています(こういう対策やサービスはスーパーごとに異なると思われますので、ご注意ください)。

しかし、午後以降は準備されていた紙袋数が不足することもあります。

その場合は、店内で販売されている丈夫なエコバッグを購入して利用をするか、会計後に、また買い物カートに品物を入れて(袋がないと運べる品物数は限られるのでカートを利用して)、そのまま自家用車に運ぶか、という手段をとります。

なんと、お店の中で持参したエコバッグを使うことは許されていないのですが、一度お店の外に出てしまえば、そこでエコバッグに買い物カートから品物を詰め直すのはOK!というカラクリでした。

そのカラクリに気づいていなかった私は、紙袋が品切れだったのと歩いて出かけていたので、前々から気になっていたそのお店のエコバッグを買って品物を入れ、持ち帰ってきました。しかし、次回から、エコバッグを持参して、お店の外で品物を入れ直そう、と学びました。

今日のトレーダー・ジョーズの中で買い物をされているのは10人前後だったのではないでしょうか。空き空きな状況で買い物をすることができました。今回購入したのは嗜好品の類で、個人商店の棚には並んでいない子供用のおやつやアイスクリーム、ピザ用の生生地(主人好みの平らに成形する前の塊の生地)、塊のパルメザンチーズなどを購入しました。

お店の品揃えは、十分に揃っていたと思います。気になったのは、小麦粉の類が補充されておらず、調味料系も在庫が少ない棚があったことです。

ただ、そのスーパーの閉店1時間前に出かけましたので、開店直後だとまた在庫状況が違うと思います。

逆に、閉店1時間前でも十分に必要な品が買える状況でしたし、入店までに並んだのは10分ほどでした。全然悪くない、と思います。

Have a nice day + Stay safe and healthy♥

筆者

特派員

かん

ヨーロッパ系アメリカ人の夫・子供と一緒に、カリフォルニアの暮らしを愉しんでいます。心がワクワクする観光名所、美味しいお店、カップルや家族、また仲間とでも楽しい体験ができる場所、そしてイベント情報などをお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。