【公的情報】 外出時のフェイスカバー着用(2020年6月18日 カリフォルニア州保健局)

公開日 : 2020年06月27日
最終更新 :
筆者 : かん

こんにちは、かんです。☺

筆者の周囲では、散歩中であっても、フェイスカバーを着用している方が増えてきました。買い物などでお店を利用するときはフェイスカバーが必須ですが、散歩時などで他者と十分な社会的距離がある場合は、フェイスカバーは必須とされていません。しかし、皆さん、可能な限りの注意を払ってくださっています。

カリフォルニアでは、2020年6月18日に、カリフォルニア州保健局より "GUIDANCE FOR THE USE OF FACE COVERINGS"(フェイスカバーの使用に関するガイダンス)が提示されています。

また、2020年6月19日に、州政府の情報 "Face coverings, masks, and respirators"(フェイスカバー、マスク、人工呼吸器について)も更新されています。

今回は、これらのフェイスカバー着用情報をご紹介したいと思います。

GUIDANCE FOR THE USE OF FACE COVERINGS

カリフォルニア州の「フェイスカバー、マスク、人工呼吸器について」(下記)は、次のような顔面カバーの重要性の紹介(筆者意訳)から始まります。

COVID-19はコロナウイルスによって引き起こされる新しい病気です。このウイルスは、ウイルスに感染している人がほかの人と密接に(6フィート以内に)触れたときに、話し、くしゃみ、または咳をすると広がります。症状がなくても、感染していることがあります。

フェイスカバーの着用は空気中へ感染性粒子の放出の制限に繋がり、COVID-19の感染拡大を減らすことができます。フェイスカバーの着用は、身体的な距離を強調し、着用者が周囲の人の健康を気遣うことを示します。

警告:フェイスカバーは使用者を保護するものではなく、人工呼吸器や個人用保護具(PPE)でもありません。

Face coverings, masks, and respirators 「フェイスカバー、マスク、人工呼吸器について」

California State(カリフォルニア州)

GUIDANCE FOR THE USE OF FACE COVERINGS 「フェイスカバーの使用に関するガイダンス」

California Department of Public Health(カリフォルニア州保健局)

上記 州政府情報で説明されている項目(筆者抄訳)は次のとおりです。

Who needs a face covering, mask, or respirator?

(フェイスカバー、マスク、人工呼吸器の着用対象者は?)

Who shouldn't wear a face covering?

(フェイスカバーを着用するべきでないのは?)

When should you wear a face covering?

(いつ、フェイスカバーを着用するべきか?)

When can I take my face covering off in public or at work?

(いつ、公共の場や職場でフェイスカバーを外すことが可能なのか?)

Kinds of face coverings, masks, and respirators

(フェイスカバー、マスク、人工呼吸器の種類について)

Stay informed(最新情報) 

どの項目も、とてもわかり易く説明されています。

自分の状況から、どのようなフェイスカバーを着用するべきかは、上記州情報でリンクが貼られているこちらの資料で一目瞭然です。

FACE COVERINGS, MASKS & RESPIRATORS

When to Use Them to Prevent the Spread of COVID-19

布製マスクの利用について

筆者の場合、布製マスクの利用が多いのですが、保健局のガイドラインには、以下のような布製フェイスカバーに関する説明(筆者意訳)がありました。

布製のフェイスカバーの着用機会は?

- 公共の場所で、特に屋内などで物理的に社会的距離をとることができない場所。

布製のフェイスカバーのお手入れは?

- 布の表面を(理想的には)使用ごとに、もしくは毎日洗うことが推奨される。

- 使用後のフェイスカバーは、洗濯するまで、箱か袋に保管する。

- 洗う場合、洗剤とお湯を利用し、乾燥機の高温メニューで乾燥させる。

- 洗濯前に使用済みのフェイスカバーを着用しなければならない場合、フェイスカバーを着用後、すぐに手を洗う。

以下のようなフェイスカバーは廃棄する。

- 鼻と口を覆わないサイズのフェイスカバー。

- ストラップが伸びたり損傷したりしているフェイスカバー。

- 着用時に顔からずれるフェイスカバー。

- 生地に穴や破れがあるフェイスカバー。

フェイスカバーの着用について

州情報に戻りますが、州情報では、2歳未満の子供、呼吸障害のある人、介助なしにフェイスカバーの着脱ができない人、サージカルマスクなどを着用する必要がある作業従事者は、フェイスカバーの着用が免除されています。

それ以外の住民は、公共の場で同居家族以外の方がいる環境に身を置く場合、フェイスカバーの着用が不要な場合においても、フェイスカバーを着用することが強く推奨されています。(筆者意訳)

When should you wear a face covering?

You should wear a face covering whenever you'll be around someone you don't live with, including:

In any indoor public space

When waiting in line

When getting health care

On public transportation or when ride-sharing

At work, when moving through common areas such as hallways

At work, when sharing common areas or a room or enclosed area with others (unless you are required to wear a surgical mask or respirator)

Outdoors, if you can't stay at least 6 feet away from others

いつフェイスカバーを着用すべきですか?

次に挙げるような、同居以外の人が周囲にいる状況において、フェイスカバーを着用すべきです。

屋内の公共スペースにいる場合

並んでいる場合

医療サービスを受ける場合

公共交通機関または乗車シェアの場合

職場で、廊下などの一般的な共有エリアを移動する場合

職場で、ほかの人と共有空間、個室、または密閉空間を共有する場合(サージカルマスクまたは人工呼吸器を着用する必要がある場合を除く)

屋外で、他の人から6フィート以上の距離を取ることができない場合

When can I take my face covering off in public or at work?

There are times when it's okay to take your face covering off, such as:

When eating or drinking

If a hearing-impaired person needs to read your lips

If wearing a face covering imposes a risk to you at work

When you're not sharing a common area, room or enclosed place with others

At work, when at your desk or work station if it is not accessible to the public and you can maintain at least six feet of distance from others at all times

When you are getting a service to the nose or face

When outdoors in public and can stay six feet from others who are not members of your household

You should replace the face covering as soon as you can after these activities to reduce risk of infection.

Note: Face coverings remain strongly encouraged even when not required.

いつ、公共の場や職場でフェイスカバーを外すことが可能ですか?

次に挙げるような状況において、フェイスカバーを外すことが可能です。

飲食時

聴覚障害者が唇を読む必要がある場合

職場におけるフェイスカバーの着用が、自身の身に危険を及ぼす場合

共有空間、個室、密閉空間を、ほかの人と共有していない場合

職場で、自分の机またはワークステーションで作業をしており、その場所が公開されておらず、ほかの人から常時6フィートの社会的距離を保つことができる場合

鼻や顔に対するサービスを受ける場合

屋外で、ほかの人から6フィート以上の距離を取ることができる場合

感染のリスクを減らすために、これらの活動後、できるだけ早くフェイスカバーを交換する必要があります。

注:フェイスカバーの着用は、不要な場合でも強く推奨されます。

カリフォルニアでは、今も日々感染者が報告されています。フェイスカバー着用の徹底が、少しでも感染拡大の防止に繋がりますように。

Have a nice day + Stay safe and healthy♥

筆者

特派員

かん

ヨーロッパ系アメリカ人の夫・子供と一緒に、カリフォルニアの暮らしを愉しんでいます。心がワクワクする観光名所、美味しいお店、カップルや家族、また仲間とでも楽しい体験ができる場所、そしてイベント情報などをお届けします。

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