【新型コロナとの暮らし】 サンフランシスコでオミクロン株の感染者が確認されています

公開日 : 2021年12月03日
最終更新 :
筆者 : かん

NBCニュースによれば、CDC(米国疾病予防管理センター)、カリフォルニア州公衆衛生局とサンフランシスコ公衆衛生局は、先週の水曜(2021年11月22日)にサンフランシスコへ南アフリカから帰国した旅行者の方を、米国初のオミクロン株の感染者として特定していたそうです。

(Elisha Fieldstadt and Erika Edwards, Dec. 1, 2021, 10:50 AM PST / Updated Dec. 2, 2021, 3:44 PM PST)

カリフォルニア州のニューサム知事の発表では、感染者は①50歳未満の成人で、②カリフォルニア州の住民で米国に到着してから数日後に発症、③11月28日に検査を受け、④11月29日月曜日に陽性が確認、されたそうです。ワクチンは2回接種していたもののブースターは未接種だった、ということで、ブースター接種の必要性がまた強調されています。

筆者は、一昨日の発表があった時点で、サンフランシスコ公衆衛生局が発表に絡んでいたので、漠然と米国初のオミクロン株の感染者はサンフランシスコに居住しているらしいと認識していたのですが、3日後の今日の時点ですでに4つの州で感染者が報告されたことに驚きました。

"Let me be clear: This [five cases of the omicron variant in New York state] is not cause for alarm. We knew this variant was coming and we have the tools to stop the spread," Hochul said. "Get your vaccine. Get your booster. Wear your mask."

「これ(ニューヨーク州で5つのオミクロン株感染例が報告されていること)は警告には繋がりません。このような変異種は予測範囲内であり、拡散阻止のツールもあります」とホウクル(知事)は語ります。 「ワクチンの接種、ブースターの接種、そしてマスクの着用です」(筆者訳)

ニューヨーク知事のコメントどおり、新しい変異種の発生も、それがこのように報告されることも、私たちは皆すでに予測していたようにも思います。そして、当面、今までどおりにマスクの着用や手洗いの徹底、社会的距離の維持といった対応策を変わらず継続していくしかできません。時節柄、皆様どうぞご自愛くださいね。

筆者

特派員

かん

ヨーロッパ系アメリカ人の夫・子供と一緒に、カリフォルニアの暮らしを愉しんでいます。心がワクワクする観光名所、美味しいお店、カップルや家族、また仲間とでも楽しい体験ができる場所、そしてイベント情報などをお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。