この夏、サンタモニカの移動はこれで!

公開日 : 2018年07月12日
最終更新 :

今年に入り、サンタモニカを中心に爆発的に広がった移動手段があります。UberやLyftのような相乗り配車サービスよりもお手軽にさっくりと乗ることができる電動立ち乗りスクーターは目的地にたどり着いたら乗り捨て可能。狭い道などの小回りが利くので、渋滞を気にせず、混雑した町中やビーチに行くのに便利です。サンタモニカの町を歩くと、スクーターの使用者と駐車してあるスクーターを多数見かけます。

駐車されたBird(バード)スクーター

BirdScooter_parked.jpg

駐車されたLime(ライム)スクーター

LimeScooter_parked.jpg

スクーターを提供している業者は2つあり、一つは「Bird」、もう一つは「Lime」で、両方ともアプリを使ってスクーターのロック解除を行い、使用中は登録したクレジットカードから一分毎に定額を支払う形になります。

今回は「Lime」に乗ってみました。アプリをダウンロードした後、クレジットカード情報を入れて登録します。アプリを開くとLimeスクーターの所在地を地図上で確認することができます。各スクーターのマークを押すと、充電状態がマイルの距離で測られ、充電切れにならないか確認することができます。使用したいスクーターを見つけると、RCコードをスマホのカメラでスキャンし、同意書に同意すると、ロック解除(Unlock)の音楽が流れて、スクーターの移動が可能になります。操作は至って簡単で、右のダイアル式ボタンがスピード調整、左のダイアル式ボタンがブレーキ調整になります。

Limeスクーターの操作ボタン

LimeScooter_buttons.jpg

Birdスクーターの操作ボタン

BirdScooter_buttons.jpg

出発はボタンを押さずに足で地面を蹴って少しを勢いをつけた状態でスピードボタンを軽く押します。電動操作に移行した時点で両足をスクーターの上に載せ、スピード調整をボタンで行います。目的地に到着すると、アプリで乗車終了(End Ride)のボタンを押し、安全駐車の確認のため写真を撮り送信します。再びロックがかかり、次の使用者が使用できる状態になります。乗車終了の手続きを忘れてそのままスクーターを乗り捨ててしまう人が多いようなので、お気を付けください。「Lime」の乗車料金は、乗る距離に関わらず一定使用料金が1ドルで、毎分15セント加算されます。10分乗ると2.5ドル、30分乗ると5.5ドルです。1.5キロほどの距離を10分弱で乗ったのですが、1ドル割引があったため1.5ドルでした。徒歩だと20分強かかるので、スクーターは時間節約になります。また、自転車や徒歩と違い、運動量がほぼないため、汗をかかずに済みます。この日は気温が高く、実はレストランでの夕食に行く際に使用したのですが、汗をかかずに助かりました。そして女子にはうれしい、スカートでの乗車、多少かかとの高い靴やサンダルでの乗車も簡単です。

使用後は、歩道の歩行者に邪魔にならない場所や自転車の置き場所に隣接して停めることが指定されています。歩道の乗車は禁止されていて、このような自転車専用路か車道での乗車となります。

BikePath.jpg

乗車中、ヘルメット着用が義務付けられています。

サンタモニカ、ベニス近辺の観光には最適です。お試しください。

Lime (ライム)

Bird (バード)

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。