先日噴火したビジャリカ山の火口を見るツアー
2015年3月3日未明に約30年半ぶりに噴火したチリ南部のビジャリカ山。
日本でもニュースでマグマが噴き出す画像や映像を見た方も多いのではないでしょうか。
チリ国内に幾つかある"チリ富士"の一つとして誉れ高いビジャリカ山は、富士山とは異なり煙が出ていたり夜には頂上が赤く光っている時もある活火山なのです。
このビジャリカ山には、年間を通じて登れるのです!!!
標高約2,850mで途中までリフトで上るので日帰り8~10時間程度、個人で登ることも可能ですが標識や登山道らしきものがほぼ無い雪山なので、ツアーに参加するか個人ガイドを依頼しましょう。ただし、火山活動が活発なときや天候によっては入山が禁止されます。今回の噴火前の2月中旬以降から入山禁止となっており、もちろん現在は登れません。
11年も前になりますが、2004年4月に私もビジャリカ山に登りました。
どのようなものかというと...
6:30頃 ツアー会社の事務所に集合。着替えて出発!
8:30頃 ビジャリカ国立公園内のスキー場に到着、リフトに乗る。前は山頂、後ろは湖と絶景です。
9:00頃 リフトから降りて登山開始。
休憩や昼食を挟むものの、ひたすら禿げた雪山を登るのはけっこう辛かった!
15:00頃 登頂!!!火口を覗き込んだり(運が良いと赤いマグマが見える)、
周囲の風景を見たり、雪と戯れたりですっかり元気回復
その後、下山...と思いきや、「ここからは滑って降りる」と突然急降下させられる。恐怖におののき腰砕け状態の私を横目に、他のツアー客は大はしゃぎ。スピード狂にはたまらない下山方法ですね。
18:00頃 ツアー会社の事務所に到着・解散
普通の登山とは一味違ったビジャリカ山登山、サンティアゴからは少々遠いですが時間があれば、そして火山活動が小康状態になった際にはチャレンジしてみてください!
【シーズン】
年間を通じて可能。ただし火山活動や天候により入山制限や禁止がある。
【登山ツアー(グループ)】
参加費:45,000~50,000ペソ(2015年現在、8,600~9,600円程度)
料金に含まれるもの:ツアー会社-ビジャリカ山間の送迎、防寒着・靴・装備、ガイド(英語&スペイン語)、保険、国立公園入園料 ※リフト代が含まれない場合があります。
料金に含まれないの:昼食・おやつ・水、リュック、登山のできる服装、サングラス、日焼け止めなど
ツアー会社:プコン市中心部にある Politur、TRANCURA、AGUAVENTURA等多数。数は少なくなりますが、ビジャリカ市発着のツアーもあります。
さて、「ここまでどう行くの?」と思った方のために、次回はビジャリカ/プコンへのアクセス、他のアクティビティについて紹介したいと思います!
(3月お題"国内旅行先")
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。