サンティアゴ近郊の温泉をまとめて紹介

チリは火山国なので温泉がたくさんあります。基本的に水着着用の混浴温水プールなので日本の温泉とはけっこう違うけれど、そこはご愛嬌。という訳で、今回はサンティアゴ近郊の日帰りでもいけちゃう温泉をまとめて紹介します！

Termas El Corazón （テルマス・エル・コラソン）

前回のブログで紹介したコラソン温泉。アンデス山脈から湧き出る温泉水でコラソン（心臓）の名の通り循環器系に良いらしく、また、自家製の野菜や果物を使った美味しいチリ料理と家庭的なサービスで人気です。施設は古く田舎風ではありますが毎年ちょっとずつ改装されて近代化やバリアフリー化が進んでいます。日帰り利用も宿泊も可能。

【場所】第5州サン・エステバン市の町はずれにありサンティアゴから車で1.5時間程度。

【料金】日帰り利用（プール＋ジャグジー＋ランチ）　月～金：36,700ペソ（約6,300円）、土日祝41,500ペソ（約7,200円）。他に各種プランあり。

Termas de Jahuel（テルマス・デ・ハウエル）

アンデス山脈から湧き出る弱アルカリ性の温泉水で消化器系や関節の痛みに効能。ぬるめの温水プール＋サウナ等があり、5つ星の伝統ホテル＆温泉だけあって建物や設備はキレイにメンテナンスされていてGOOD。食事はエレガントですが正直言うと味はチリの普通レベルです。ちなみに、スーパー等でJahuelのミネラル・ウォーターが買えます。

【場所】第5州サンタ・マリア市の町はずれにありサンティアゴから車で1.5～2時間程度。

【料金】現在のところ日帰り利用無。1泊3食付（飲物・チップ別）で1部屋197,420ペソ～（2人分の料金で約34,000円）。

Termas Valle de Colina（テルマス・バジェ・デ・コリーナ、通称：Baños Colina）

自然情緒たっぷりの温泉で、サン・ホセ山からのミネラルたっぷりの温泉水で関節の痛みや傷跡に効能。私はまだ行ったことはないのですが、写真を見ると綺麗に整備されているようで、25～55度の9つの露天風呂があります。6～8月は冬季で閉鎖。

【場所】首都圏州サン・ホセ・デ・マイポ市のマイポ渓谷の先にありサンティアゴから車で2～3時間程度。距離は近いのですが一般道で途中から山道なので時間がかかります。

【料金】日帰り利用8,000ペソ（約1,400円）

【その他】マイポ渓谷の途中で進路を変えるとEmbalse El Yeso（エル・ジェソ貯水池）があり、さらにその先に行くとTermas del Plomo（テルマス・デル・プロモ）があります。ここはまさに穴に温水がたまっている天然露天風呂で着替えるところもないらしいです。

Termas de Cauquenes（テルマス・デ・カウケネス）

ミネラルたっぷりで浮腫や傷跡に効く温かい温泉＆伝統ホテル。個室風呂の貸し出しなので水着は不要です。食事はフランス料理ベースで美味しいと評判で量も多いですが、設備や応対の評判は分れるところ。私が行ったのは2010年チリ地震以前ですが、一番高い部屋でも暗くトイレが詰まりました（苦笑、でも写真を見る限り内装は綺麗になったようです）。

【場所】第6州マチャリ市郊外あり、ランカグアから車で30分程度。サンティアゴからだと車で1.5～2時間程度。

【料金】個室風呂の貸し出し20分・5,000ペソ／人（約900円）、ジャグジー30分・7,500ペソ／人（約1,300円）

【その他】2006年に世界遺産に登録された鉱山都市スウェルとエル・テニエンテ銅山の近くにあり、銅山の後にランチに立ち寄ることもできます。銅山は一般車両では入れない為、オフィシャル旅行代理店にお問い合わせ下さい。

【注意事項】

・すべて公共交通機関で行くのは難しいです。ホテル等でツアーがあるか問い合わせるか、現地在住の知人に連れて行ってもらえるか聞いてみましょう。

・個室風呂を借りる場合を除き、水着・水泳帽・ビーチサンダル・タオルを持参しましょう。タオルは貸してくれる場合もありますが、プールサイドで体に巻くと濡れてしまうので予備があると安心。

・水はキレイと言い難い場合も多いです。

・外国人観光客が宿泊する場合は、パスポートと入国カードの提示で免税（19%）となります。詳しくは直接ホテルにお問い合わせ下さい。

私も大好きな温泉、皆さんもチリに来たらぜひ立ち寄ってみて下さい！