サント・ドミンゴでの住居探し

公開日 : 2009年04月30日
最終更新 :
筆者 : monalisita

サント・ドミンゴに着くや否や住居探しが始まった。今までドミ共に住んでいたとはいえ、首都から離れたところで住んでいた。サント・ドミンゴで仕事をするにあたり、市内に住居を借りる必要が出てきたのだ。

外国でしかも途上国で外国人が住居を探すのは容易ではない。治安も環境も知らない中で、どの地域、どのような建物を選べばいいのかは、未知の領域である。それゆえ、友達や仕事場からの助言はとても貴重な情報となる。ドミニカ共和国は比較的治安が良いとはいえ、どこでも安心して住めるとは限らない。例えば、一軒家の方が広くて、隣近所に迷惑をかけなくて済むという利点はあるが、泥棒や強盗に侵入される確率は一軒家の方がマンションより高い。というのも通常、マンションにはガードマンがいたり、マンションの入り口に鍵がかかっていて、もちろん玄関ドアの入り口に煬ョ、さらに強度な安全策としては玄関ドアの外側に鉄ドアを付ける家もあって、部屋に入り込むには何段階かのステップが必要だから。とはいえ、1,2階の低層階は壁をツたっての侵入が可能なので、窓に鉄柵は必ず必要(写真参照)。外観はあまりよろしくないが、安全対策上仕方ない。そして、家の中も鍵の嵐。各寝室、台所の勝手口、クローゼットと何種類もの鍵でジャラジャラとなる。初めのうちは、どの鍵がどこのものかを覚えるのに手間取ってしまう。

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こっちのマンションには、家具つき物件と家具なし物件に分けられる。家具つきのものは、引っ越した当日から生活ができるよう全てのものが揃っている。ベッド、テーブル、たんす、ソファ、クーラーはもちろんのこと、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、乾燥機等の大型家電、さらにタオル、食器、絵画など、モデルルームも顔負けの揃い様である。新品でないだけに、やや衛生面で気になる点もあるが、ゼロから実費で買い揃えるよりも充分節約できる。難点と言えば、勝手に処分できないし、捨てられないがためにそれを保管するスペースを確保することが難しく、自分の気に入った家具や大型家電を購入できないこと。ただ、まとまった予算がなく、短期で住むのであれば、家具付きの方がお得だし、便利そうだ。

新聞の折り込み物件情報を調べたり、実際に市内を車で走って空き物件を探したり、仲介人に頼んだりと、いろんな方法を試し、リストアップした数約15件。それから、電話による情報収集で絞り込み、最終的に5,6件見て回った。サント・ドミンゴに着いて約1週間。やっと、住めそうなところが見つかった。

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