ハルディン・ボタニコ

公開日 : 2009年06月28日
最終更新 :
筆者 : monalisita

今回はサント・ドミンゴ市の北の方に位置する「ハルディン・ボタニコ」を紹介しよう。日本語で言えば、熱帯植物園。でも、ドミニカ共和国そのものが亜熱帯地方に位置するため、特に日本で見られるようなビニールハウスの中で熱帯植物を育てる必要がない。すべてが自然のまま管理されている。

以前3年ほど前に行ったことがあるのだが、どうやら入場料が値上がったみたい。今は一人50ペソ(約150円)。博物館と園内電車利用可能のチケットが含まれている。「博物館へは行かないから安くして」と言ったけど、もうセットになっているため値引きはできないと断られた。一応、料金表には外国人料金(確か5ドル)が別に表示されていたけど、私は明らかに外国人にも関わらず、何も聞かれずに50ペソよと言われた。Gracias!

この植物園、意外に広い。前回は一人で散歩がてらに来たため、暑い中汗をかきかき、ひたすら歩いたのを覚えているが、今回は1歳半の息子同伴と言うことで、電車で周ることにした。この電車にはガイドさんがいて、あちこちの植物の説明をしてくれる。もちろんスペイン語なので、私には完全に理解できないのが残念。でも、全然理解していない息子でも大満足。電車は基本的に園内をぐるっと一周するが、途中日本庭園で15分程度休憩する。所要時間は35分と言っていたけど、実際は50分くらいかかっていたと思う。

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日本庭園もすばらしい。こんなところに日本庭園があること自体が驚くべきことなのだが、かなり立派なデザインになっている。見る前は「どうせ竹と池を組み合わせて日本庭園と呼んでるんでしょ」と思っていたが、実際は、入り口にはちゃんと鳥居が構えていて、中は日本風のきれいな体裁で熱帯植物が配置されている。やはり日本人による設計らしい。聞くところによると、結婚式の写真をここで撮る人が多いとか。確かに、写りはよさそうだ。

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このほかにも、サボテンのコーナーや、薬品にできる植物のコーナーなど見所はいっぱいある。ただ、電車に乗ってしまうとこれらを全て隈なく見ることはできないので、興味のある人はやはり徒歩がいいのかもしれない。ただし、帽子、サングラス、日焼け止めは忘れずに。

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