地下鉄初乗り!

公開日 : 2009年10月12日
最終更新 :
筆者 : monalisita

サント・ドミンゴ市に登場した地下鉄メトロ。建設中から地下鉄運営のための電力は充分まかなえるのか、建設費用は最終的に国民への大きな漬けになるなどと議論は耐えなかったが、なんだかんだ言っても昨年末に完成した。(個人ブログのバックナンバー参照)

私自身、首都に住んでいるものの、今日(10月2日)まで地下鉄に乗ったことがなかった。というのも、まだ一本のルートしか通っていないので、乗りたい所、行きたい所が地下鉄のルート上にないのだ。

今日はたまたま他にも乗ってみたいと言う人がいたので、「私も一緒に行く!」と便乗した。

片道20ペソ(約50円)とかなりお手頃な運賃である。しかも、均一運賃なので、始点から終点まで乗っても、次の駅で降りても同じ20ペソ。何故こんなに安いのか。メトロができる前は、乗客はグァグァという乗り合いミニバスを利用しており、その運賃は10〜20ペソと格安。これより高くすると乗客がバスを引き続き利用し、メトロの利用客が増えないだろうという懸念から、安い料金設定とした。けれども、もちろん国から補助金なしではこの金額でやっていけない。

安いから大したメトロではないだろうと思っていたら大間違い。私は地上出口から駅へつながる階段を下りるところから、目を疑ってしまった。すべてがモダン!。日本やアメリカの地下鉄なんかより格段ときれいだし、最新技術で埋め尽くされているって感じ。本当にここはドミニカだろうか、と疑いたくなるほどこの地下鉄だけが飛びぬけてモダン。やっぱり、大統領の再選を賭けた事業だけあって、お金のつぎ込みようは桁違い。でも、採算取れるのだろうかとちょっと心配になってしまう。

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改札はタッチ&ゴー方式。列車の運転手席は左右に二つのモニターがついており、運転手はそこで安全確認しながら運転する。といっても、ほとんど自動運転。なんだか、ゲーム感覚で運転できそうな感じである。車内にはちゃんと優先者用のスペースも確保されている。

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地下鉄というものの、北部へ向かう途中から地上部分が現れ、外の景色も楽しめる。観光客には、地下鉄だけ乗ってドミ共を語ってもらいたくないけど、でも一度は乗る価値のある地下鉄であるということは間違いない。サント・ドミンゴを訪れた際は、是非地下鉄に乗っていただきたい。

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