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ドミニカ共和国/サント・ドミンゴ特派員ブログ monalisita

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2010年2月 8日

ドミニカ流引越し作業


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ドミニカ流引越し作業

私が現在のマンションに住み始めてからというもの、隣の新しいマンションはほとんど住民がいなかったが、最近になって引越ししてくる人が目立ってきた。推測に過ぎないが、当初は売り物件だけであったが、最近賃貸可能になったからだと思う。賃貸とはいえ、まだ新しい物件だから、結構家賃は高い。3LDKで毎月US$1,400らしい。途上国と言われるこの国でも、月1,000ドルを超えるマンションを賃貸できる人は結構いるから驚いてしまう。


つい先日、近所がうるさいなと思って外を見ると、どうやら引っ越し中。新居となるマンションの窓の鉄格子から、細ーい紐がぶら下がっている。何だろうと思って、紐の先を見ると何とそこには重そうな家具(籐製の長椅子)が! きっと、エレベータに乗せられず、外から持ち込むことにしたのだろう。とは言え、見るからに重そうな家具。それに対して、華奢な一本の紐。その家具を6階部分まで二人が一生懸命に引っ張り、持ち上げている。


大型家具を一軒家の2階部分から入れるということは、聞いたことがあるが、マンションの6階まで紐で引っ張りあげるという光景は見たことがない。しかも、マンションの窓には鉄格子があるし、どうやって入れるのだろうと不思議に思い、ずっと観察してしまった。(はじめは、写真にある左の窓も一つしか開いておらず、そこから入れるのは不可能だと思っていた。)


まず、なんとか6階部分まで紐で持ち上げられた家具は、一旦窓の鉄格子に強く結ばれた。そして作業人の一人が写真左側の窓へと移り、そこから新たな紐を渡して家具と鉄格子と隣の窓とで紐の三角形を形成。それから、それまで釣る下がっていた鉄格子からの紐から、窓から垂れる紐へと徐々に重心移動をして、最終的に窓から取り入れた。

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こう言ってしまえば、簡単そうだが、見ている方は冷や冷やする。作業者は二人しかいないから、鉄格子と左の窓を行ったりきたりしながら、紐を調節する。軽いものなら容易いが、そうでも無さそうなので、二人の必死な顔が遠目からうかがえる。窓から家具を入れるときも、かなりギリギリ。これで入らなかったらどうするんだろうと思ってしまうくらい。

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最終的に無事に家具を持ち込むことができたが、もし自分が大切な家具を持っていて、引越し時にこんな扱いされたら、「滅相もない!」と目の色を変えて怒るかもしれない。でも、エレベータや階段で上げるのが無理なら、外の窓から持ち込むしか方法が無いのか…。これがドミニカ流の引越し作業の実態である。

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2010年2月 8日
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