ドミニカ出産物語4 「そこまで言う?!」
前にも記載したが、前回の出産が助産院での超自然分娩であったため、病院での出産、しかも海外の病院での出産は、「一体どんな流れで何をされるんだろう」と不安がいっぱい。
陣痛室に移ってから、ペラペラの紙の服に着替え、浣腸をし、早速点滴が打たれた。私も赤ちゃんも今まで順調に経過しているのに、なぜ37週目で促進剤を使わなきゃいけないのか、先生の言う「病院に着く前に生まれてしまったら危ない」という言葉が、先生の都合のいい様に出産日を決めてしまいたいという言い訳にしか聞こえない。考えれば考えるほど、先生、さらには病院の方針にムカムカしてきた。さらに、まだ生まれる準備のできていない赤ちゃんに申し訳なく思えて、悲しくなってきた。でも、もう仕方ない。ここまできてしまったのだから。
しばらくしてから、担当医が来た。まず、言ってきたことは「あなたの署名した同意書は、受け入れられない。帝王切開は緊急時には必要な措置だ。緊急時に何かあった場合、帝王切開をせずに赤ちゃんを危険にさらしてもいいのか。『緊急時は帝王切開を認める」ということで、もう一度書き直してくれ。そうでなければ、他の先生を探しなさい。まだ探す時間はあるんだから。」ちょっと、もう点滴打っている段階で、他の先生を探す時間があるって??最後には、なんだかんだ言って帝王切開を施されるかもしれない。クソ医者め!とムッときたけど、こんな状況では「ハイ分かりました。そうします。」と言うしかないでしょ。
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