都会の湖でペダルボートを楽しもう

公開日 : 2012年08月07日
最終更新 :
筆者 : monalisita

首都サントドミンゴには、南部海側の東西4kmに渡り、長細く広がるミラドールスル公園があり、朝夕はジョギングや運動をする人々で賑わうだけでなく、週末は子供たちがシーソーやブランコなどの遊具で遊び、市民の憩いの場所になっている。また、園内にあるいくつかの東屋を利用して屋外バースデーパーティやバーベキューを楽しむ人たちもいる。住宅建設が止まらず、都心の緑が少なくなっている中、この公園は唯一の緑多い場所として、市民から慕われている。

この公園の西部にエンリキージョ湖と呼ばれる小さな人工の湖があるのだが、最近ここにペダルボートがやってきて、新たなレジャースポットなっている。私も、昨日子供を連れて下見に行って来た。(ちなみに、本物のエンリキージョ湖はハイチとの国境に近い南西部に位置し、塩湖としてだけでなく、島特有のイグアナやワニが生息するとして有名。)

意外と意外。結構人がいて、賑わっている。しかも、湖だけでなく、隣接するレストランも綺麗になっていた。湖の周りは、人工的ではあるけれども水路や小さな滝もできあがり、素敵な場所に。人工湖なので水の色は緑がかっていまいちだけど、家族やカップルが楽しむには十分。そして、さすがドミニカ人。それを背景に、ドレスアップした女の子がカメラマンと共に写真撮影。ハルディン・ボタニコ(熱帯植物園)にある日本庭園もウェディング写真の撮影ポイントとなっているが、ここもそうなるのかなぁ。

ペダルボートを楽しむ人たち

公園の入場は無料。でももちろんペダルボートは有料。時間と人数とボートのタイプ(日除け付きと無し)によって料金が異なり、私は子供(4歳)と日除け付きのボートを20分借りて、125ペソ(約250円)。子供料金設定は無いが、値段は比較的良心的。子供にはライフジャケットが貸し出される。

早速ボートに乗船。子供と一緒にペダルを漕ごうと思ったのもつかの間、4歳の子供は足がペダルに届かない。。。仕方ない、私が漕ぐか。ボートに乗って動き出してびっくり。湖に隣接するレストランから立派な二連の橋が架かっているじゃない!そこをくぐり、ぐるーっと大きく湖を回り、また戻ってくる。湖は小さいけど、小さい滝場にはあまり見たことのない水鳥もやってきて、結構自然を楽しむこともできる。そして、何よりもその自然の中から、公園沿いにそびえ立つマンション群も同時に見ることができ、自然と都会の開発風景と同時に楽しめる不思議な空間。

2連の橋とそびえ立つマンション

久々のボート漕ぎで、ちょっと足が疲れたけど、いい気分転換になり、しかも子供も大喜び。また来てみたいところです。

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