プンタカナ:利用客が最も多い国際空港

公開日 : 2013年01月20日
最終更新 :
筆者 : monalisita

ドミニカ共和国の首都はサント・ドミンゴ。官公庁もビジネスも全て首都に集中。首都への人口集中や、それによる交通渋滞や環境汚染、治安の悪化が首都の大きな問題として取り上げられているが、かと言って、首都に位置する国際空港が最も利用客が多いかと言ったら、実はそうではない。

2012年の1年間で最も利用客が多かったのは、東海岸に位置するプンタカナ国際空港(PUJ)で、約484万人が利用。これは、ドミニカ共和国における空港利用客全数の47%にあたる。そして、2番目に利用客が多かったのは、首都におけるラス・アメリカス国際空港(SDQ)で、約316万人(31%)が利用。

ドミニカ共和国は小さい国ではあるが、観光が主要産業であるため、国際空港は驚くほど各地に散在。上記2つの国際空港以外にも、第2の都市であるサンチアゴ市にあるシバオ国際空港や北部のリゾート地プエルト・プラタ国際空港、カサ・デ・カンポが近いラ・ロマナ空港、北部サマナのエル・カテイ国際空港など、観光地には必ず国際空港があり、欧米そしてロシアからのチャーター便や直行便がこれらの空港と結ばれている。

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プンタカナは、ドミニカ共和国における最大のビーチ&リゾート観光地。日本人がプーケットやバリ島などアジア諸国のビーチリゾートを楽しむように、欧米人はカリブ諸国を冬の避寒地として、美しくて暖かなビーチを満喫しにやってくる。プンタカナのリゾート地には大型のホテルがいくつも連なり、その多くがオールインクルシブタイプ。つまり、基本的な飲食は、食べ放題、飲み放題(一部のアルコールを除く)、そしてお客さんを楽しませてくれるような無料エンターテイメントも充実。ホテルを出なくても十分楽しめる。逆に、ホテルを出たら何もないと言った方が正確かも。

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プンタカナは多くの人にぜひ訪れてもらいたい場所。だけれども、プンタカナを訪れただけで、ドミニカ共和国を語ることはできないことは、バリ島やプーケットを訪れただけで、インドネシアやタイを理解することができなことと同じ。このような観光地は、一般市民の生活とは全くかけ離れた別世界。ビーチリゾートだけでなく、いろんな地方を訪れて、異文化や大自然を体験してもらいたいですね。

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