サンパウロ特派員ブログが始まります
2007年2月からサンパウロ特派員となりました門脇さおりです。
高層ビルが林立する経済都市、サンパウロの街を中心に、周辺地域やブラジル全体の話題まで、幅広くお届けできればと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
さて、サンパウロからの第一報となると、少々、緊張してしまいますが―――。
まず、皆さんが抱くブラジルのイメージは、どういったものでしょうか。
アマゾンの熱帯林、パンタナールの湿地帯、リオのカーニバル、ビキニの美女が賑わうコパカバーナ海岸、イグアスの大瀑布、インディオ、サッカー王国、コーヒー農園、ファヴェーラ(貧民街)、移民の国―――。
数え上げたらきりがありませんね。
ブラジルの国土面積は約851万4,200k?で日本の約23倍。
27州、5507都市で構成されています。
人口は約1億6980万人で日本より約4000万人多いのですが、人口密度は日本が343人/k?に対し、ブラジルは20人/k?で非常に広びろとしています。
これが、ブラジルの大らかな国民気質を作り上げている秘密かも知れませんね。
私が住んでいるところ、サンパウロ州はというと―――。
面積は約25万k?で、日本の本州がすっぽり入ってもなお、土地が余ります。
人口は4044万3000人でブラジル総人口の24%を占めています。
そして、州都のサンパウロ市は南米一の国際都市。
ブラジル国内はもとより、ラテンアメリカ、ヨーロッパ諸国など、世界中から富と栄光を求める人が大挙して押し寄せてきます。
面積は1523k?といったら、大阪府より若干小さいですね。
そこに、1092万8千人が居住しています。
ちなみにサンパウロ市の人口密度は7175人/k?ですが、東京は5748人/k?。
人口の集中度は半端ではありません。
そんなサンパウロの“おしくら饅頭”を一望できる観光スポットがあります。
セントロ(Centro)地区にあるバネスパ銀行(Banespa)のタワービル。
36階建てのこのタワーは1947年に落成された古い建物で、建築には8年もの歳月を費やしました。
内装に1万個ものクリスタルを使用した、高さ13メートルのシャンデリアがあることでも有名です。
さらに、美術館や図書館も併設され、ちょっとした文化施設として観光客だけでなく、地元市民にも人気があります。
はるか天空から、360度に広がる摩天楼の群れは圧巻!!
皆さんも、サンパウロにお寄りの際は、ぜひとも訪れてみてください。
インフォメーション:
バネスパ銀行タワービル(Torre do Prédio Banespa)
住所:Rua João Brícola, 24 – Centro
(地下鉄São Bento駅下車)
開館時間:月〜金、午前10時〜午後5時
料金:無料
電話:55-11-3249-7180
(10人以上のグループ見学は予約が必要です)
参考資料:
IBGE「CENSO2000」(http://www.ibge.gov.br/)
「日本の統計2006」(http://www.stat.go.jp/data/nihon/)
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