ブラジルで祝う雛祭り
明日3月3日は桃の節句―――。
女の子なら、誰もがこの日を心待ちにしているでしょう。
幼少の頃、壇上のお雛様、お内裏様を恭しく見上げつつ、「小人がいるんじゃないかな?」と飾り物の牛車を覗き込んだり、「これって食べられるの?」と、ろう細工のひし餅にかじりついてみたのは、私だけでしょうか。
サンパウロでは3、4の両日、『HINAMATSURI(雛祭り) – Festival das Meninas no Pavilhão Japonês』(在サンパウロ日本総領事館、日本ブラジル文化協会、JETプログラム共催)が市内イビラプエラ公園の日本館で開かれます。
『HINAMATSURI』では、コマや紙風船など昔懐かしい玩具で遊べたり、折り紙のデモンストレーションや浴衣が試着できるコーナーが盛りだくさん。
また、「胎動音のごとく、聴く人の心を震わせる」と、ブラジルで大人気の和太鼓ショーもあります。
そのほか、特別企画として、こちらのテレビ番組でも活躍している劇団『Cia. Ópera na Mala』のミニシアター『MUKASHI – Contos do Japão(むかし――日本昔話)』 も無料(注1)で上演されます。
ただ、この『MUKASHI』を観劇するには、前もって領事館で配布されている整理券が必要。
ですが、数日前、領事館に問い合わせしたところ、残念ながら、「満員御礼でチケットはもうありません」と言われました。
ブラジル人が「浦島太郎」「一寸法師」「笠地蔵」などを三味線や尺八の音楽にのせて影絵で描くとあって、興味津々だったのですが・・・・・・。
でも、ほかのアトラクションは入場制限などありません。
日本では桃の花咲く陽春のお祭りが、夏のブラジルでも楽しめるなんて、不思議ですね。
お時間が許す方は、是非とも訪れてみてください。
(注1)観劇は無料ですが、日本館への入館料が必要です。
プログラム(両日とも):
10:30〜11:30 伝統玩具で遊ぼう
13:30〜14:00 和太鼓ショー
14:00〜15:00 折り紙デモンストレーション
15:00〜16:00 ミニシアター『MUKASHI』
16:00〜17:00 伝統玩具で遊ぼう
インフォメーション:
『HINAMATSURI(雛祭り) – Festival das Meninas no Pavilhão Japonês』
日時:2007年3月3、4日 10:00〜12:00/13:00〜17:00
場所:PAVILHÃO JAPONÊS, Parque do Ibirapuera (イビラプエラ公園日本館)
入館料:大人R$3.00/子ども(5〜12歳)R$2.00
駐車場:Zona Azul
入場口:徒歩はPortão 10(ゲート10)、車両はPortão 3(ゲート3)へおまわりください
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