ローマ教皇が来伯中、きょう11日は祝日に?
現在、PAPA(ローマ教皇)がブラジルに滞在しています。
国民の80%がカトリック教といわれているブラジル。
テレビをつけても、新聞を読んでも、インターネットで検索しても、どこもかしこも、教皇の話題で持ちきりです。
ローマ教皇ベネディクト16世は今月9日、サンパウロ国際空港(グアルーリョス市)からブラジル入り。
来伯の目的は、今日11日に行われるフレイ・ガルボン(Frei Galvão、1739-1822 )という聖職者の列聖式です。
フレイ・ガルボンはブラジル初の聖人となりますが、実はバチカン以外のところで列聖式が行われるのも、今回が初めて。
世界的な注目度も高いのです。
教皇のブラジル滞在中の身辺警備について、様ざまな情報が飛び交っていますが、5000人の警察官、さらに、少なくとも1000人以上の軍警も臨時に配備されているとか。
これは、3月にアメリカのブッシュ大統領が来伯した時と同じ、トップレベルの警備体制となります。
熱狂的な信者も多く、非常に盛り上がっているブラジル。
ですが、本当のところ、多くの国民の関心事は他にあります。
果たして、列聖式のきょう5月11日は祝日に――???
上院の教育委員会は通過した祝日案ですが、下院議会は、
「フレイ・ガルボンは記念すべきだが、祝日にはならない」
としました。
でも、一部の教育機関や企業は今年に限り、11日は任意の祝日として休みにしています。
私が通う夜間大学も、休校を知らせる張り紙がありました(写真)。
ただし、12日の土曜日はいつもと同じく授業あり。
それにしても、もう一つ、国民の祝日が増えると期待していたのに、残念ですね〜。
[参考資料]
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