まいど、サンパ食堂でーす!(4)――魔法のランプ?手から煙が・・・・・・

公開日 : 2007年06月27日
最終更新 :

安くて美味い、ブラジル庶民に愛されている味―――。

レストランでは体験できない極上グルメを、“Sampa(サンパ=サンパウロの愛称)の食堂”と銘打ってご紹介しています。

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先々週で私が通う大学の前期末テストが終わり、ほっと一息・・・・・・。

のはずが、一つ、追試になってしまいました。とほほ。

落ち込んでばかりではいけないので、先日、クラスメートと勉強しようと大学へ行ってきました。

すると―――

DSCN2880.jpg

廊下を歩いているリジアーネさんの手から煙が立っています。

窓際に腰掛けているディエゴくんの手からも、アラジンの魔法のランプのように、もくもく。

追試で合格点がとれるようなまじないでしょうか?

さらに、教室の真ん中に座っているダニエルくんの手からも真っ白な煙が・・・・・・。

ではなくて、どうやら湯気のよう。

ダニエルくんの手を覗き込んだら、それはトウモロコシでした(写真上)。

何か、とっても美味しそう。

私も食べたくなって、買いに行きました。

大学前にある荷車がトウモロコシを売っています。

大きな鍋からトウモロコシを取り出すと、ざくざくと包丁で切ってくれます。

お好みで塩とバターをのせて、一皿1.50レアル(写真下)。

DSCN2878.jpg

さて、食べた感想はといいますと―――

うーん、日本のシャキシャキとした歯ざわりのトウモロコシと違って、ブラジルのトウモロコシは固く、コリコリとした感じ。

品種はどちらも同じ、スイートコーンのようですが、日本のトウモロコシは改良されているのでしょう、とっても甘いです。

一方、ブラジルのトウモロコシは何と言うか、イネ科トウモロコシ属の原種を食べているようです(笑)。

美味しいと思うかどうかは、好みの問題。

でも、トウモロコシの屋台は、夜の11時まで授業に出て、お腹を空かせている学生の強い味方です。

皆さんも近所を巡回している屋台をつかまえて、一つ、試してみてください。

少しはブラジルの学生気分になれるかも?

インフォメーション:

トウモロコシ屋台

場所:神出鬼没

FECAP大学前(Av. Liberdade,500の辺り – Liberdade)

Drogaria São Paulo薬局前(Av. Brig. Luís Antônio, 2100の辺り – Bela Vista)

その他、地下鉄駅やバス停、病院の前などにいます

湯気が立っている屋台が目印です

時間:夕方

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