Jardim Botânico de São Paulo――サンパウロ植物園

公開日 : 2007年08月10日
最終更新 :
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乱立するコンクリートのビル、車のクラクション、足早に通り過ぎる人の波。そんな都会の喧騒を離れて、たまにはゆっくり過ごしたくなるものです。

『Jardim Botânico de São Paulo(サンパウロ植物園)』は、サンパウロの中心部から、地下鉄とバスを乗り継いで1時間以内のところにあります(写真)。

総面積36万平方メートルの広大な敷地には、建築用木材として使用されているクスノキ科のImbuia(インブイア)、観葉植物として乱伐されたタカワラビ科のXaxim(シャシン)、それから、以前は赤色色素の原料として使われ、今はバイオリンの弓材になっているPau-brasil(ブラジルの木)など絶滅危惧種が植えられています。

また、園には植物だけでなく、今から1世紀以上前の1894年に据えられた鉄製の扉、1928年に建設された石段など歴史的建造物もあります。

私のお勧めは、この石段を上ったところから始まるTrilha de Terra Batidaという、赤土がむき出しになった散策道。頭の上まで緑が覆い、野生の猿に出くわすこともあります。

散策道が終わると、続いて360メートルにわたる木製の遊歩道がイピランガ川の水源の一つまで導いてくれます。

湿った土と木々の匂い、心の底から癒されます。

インフォメーション:

住所:Av. Miguel Estéfano, 3031 – Água Funda - São Paulo

電話:11-5073-6300 内線229/252

入場料:3レアル

10歳以下の子ども、65歳以上のお年寄りは無料

学生は1レアル(身分証明書提示)

http://www.ibot.sp.gov.br

アクセス:

地下鉄Saúde(サウーデ)駅下車→ミニバスVila São José(ヴィラ・サン・ジョゼ)行、または、Vila Flórida(ヴィラ・フロリダ)行乗車→植物園前下車

地下鉄São Judas(サン・ジューダス)駅下車→バスJardim Climax(ジャルジン・クリマックス)行→植物園前下車

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