『RANCHO DA TRAÍRA』――ブラジルの川魚専門店
ブラジルはアマゾン(Bacia Amazônica)、トカンチンス・アラグアイア(Tocantins-Araguaia)、アマパー(Amapá)、ノルデステ(Nordeste)、サンフランシスコ(São Francisco)、レステ(Leste)、スデステ(Sudeste)、ウルグアイ(Uruguai)、パラナ(Paraná)、パラグアイ(Paraguai)など大規模な水系を有す河川の王国。
特に世界第二位の6280Kmの長さを誇るアマゾン川のあるアマゾン水系は総面積705平方Km、そのうちブラジル領土は390平方Kmで日本(約38万平方Km)が10個も入るほど広大!!
この豊かな水の恵み、ブラジルの川魚を頂けるレストランがこちら↓
『RANCHO DA TRAÍRA』(ランショ・ダ・トライーラ、写真上)
その名の通り、トライーラ(雷魚)の専門店です。
サンパウロ店の店長、坂口功治さんは福岡生まれ、1961年に12歳でブラジルに移住した日本人。
建築デザイナー、出版社経営など様ざまな職業につきましたが、ある日、Mogi das Cruzes(モジ・ダス・クルーゼス)市にある『RANCHO DA TRAÍRA』本店で食べた雷魚に惚れ込み、そこへ通い詰めて本店オーナーを口説き落とし、2005年5月、めでたくフランチャイズ店オープンにこぎつけたそうです。
なるほど、坂口さん自慢のメニュー、雷魚のフライ(写真下)は秘伝のレシピでカリッと揚げられ、レモンを絞って食べると面白いようにビールが進みます。
そのほか、Costelinha do Pacu(パクーという魚のあばら骨)、Caldo de Piranha(ピラニアのスープ)、Rã(食用蛙)、それから、日本人ならではのおにぎりセット(梅干・焼き味噌・アンチョビ)もお勧めです。
現在、サンパウロ店では4人以上のグループにピラニアのスープを無料サービスしています。
また、10月からはPirarucu(ピラルクー)などアマゾン流域に生息する巨魚などのグリルも始まります。
雄大なブラジルの自然の味をお試しください。
[参考資料]
インフォメーション:
住所:Rua Machado de Assis, 556 – Vila Mariana – São Paulo
電話:11-5571-3051
営業時間:
ランチ
月〜木 12:00〜15:00 金・土 12:00〜16:00 日 11:30〜17:00
ディナー
月〜木 18:00〜23:00 金・土 19:00〜24:00
席数:96席
駐車場:9月まで5レアル、10月から7レアル
E-mail: saopaulo@ranchodatraira.com.br
www.ranchodatraira.com.br
[メニュー]
トライーラ(雷魚):小―R$20〜R$43、中―R$43〜R$65、大―R$65〜
ピラニアのスープ:R$7
パクーのあばら骨:R$30
食用蛙:R$31
おにぎりセット:R$7.50
その他
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