ビスケット3箱で夢のサッカー観戦
ブラジルを語る上でサッカーは外せないアイテムの一つ。
ただ、私たち日本人は「ブラジル人はみんな熱狂的なサッカーファン」と思いがちですが、実際にこちらに住んでみると、サッカーにまったく興味のない人も多いのです。
私の周りにはそんなサッカー無関心族しかおらず、今までスタジアムに足を運んだことがありませんでした。
ですが、このたび、サンパウロに暮らして4年半、ようやく夢のサッカー観戦に行く機会に恵まれました(写真）。
これは、ネスカフェでお馴染みの食品メーカー、ネスレの「応援って、いいネ」というプロモーション。
まず、150グラム以上のビスケット3箱（約5レアル）を買い、提携の交換所（スーパーマーケット等）に持って行って寄付をします（注1）。
すると、『CAMPEONATO BRASILEIRO 2007』の特定の試合の観戦チケット（自由席）と換えてくれるのです。
集められたビスケット類は、135カ国に拠点を持つ国際的慈善団体「Sociedade de São Vicente de Paulo」に寄付されます。
同団体には15万の貧しい家族が登録されており、そのうちブラジルは50万の恵まれない人たちが援助を受けているそうです。
というわけで、私がビスケット3箱で観戦したゲームは『CORINTHIANS X SPORT』。
恥ずかしながら、選手の名前やチームの戦績などについてはまったくの無知で解説は出来ません。
でも、スタジアムで繰り広げられる熱い応援は必見の価値がありますよ！
（注1）チケット交換に必要な食品は地域によって変わります。また、観戦できるゲームも限定されています。詳しくはサイトでご確認ください。
[参考資料]
インフォメーション：
期間：2007年12月2日まで
地域：São Paulo、Rio de Janeiro、Minas Gerais、Goiás、Paraná、Santa Catarina、Rio Grande do Sul
一人4枚まで交換可
「サッカー場付近は少しガラが悪いので、なるべく現地ブラジル人と一緒に行くよう心がけてください」
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