まいど、サンパ食堂でーす!(7)――アマゾンの恵み、アサイー
安くて美味い、ブラジル庶民に愛されている味―――。
レストランでは体験できない極上グルメを、“Sampa(サンパ=サンパウロの愛称)の食堂”と銘打ってご紹介しています。
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久々に街角グルメの話題を一つ。
今回、モデルになってもらったのは、大学のクラスメート、Ricardo(リカルド)くん。
彼が手にするのはアマゾンの恵み、Açaí(アサイー)です。
アサイーはアマゾン地方のヤシ科の植物。
ブルーベリーに似た紫色の実が現地の人たちのエネルギー源として重宝されるようになったのは、前コロンビア期といわれています。
アマゾンではマンジョカ(タロイモ)の粉やタピオカと一緒に冷たくして食べるのが伝統的ですが、Pirão(ピロン)と呼ばれるあんかけソースを作って、魚や海老にかけて食べても美味しいとか。
これがサンパウロなどアマゾン地域以外では、食べ方が少し変わります。
リカルドくんのアサイーは、「Açaí na Tigela」といって、シャーベット状のアサイーにバナナやイチゴなどのフルーツ、シリアル、ハチミツなどが入ったもの。
栄養価が高く、学生たちにも「眠気が吹き飛ぶ」「精力がつく」と大人気です。
アサイーはバールやフルーツジュースのスタンドなど、庶民的な食堂でメニューに加わっていることが多く、また、専門店もたくさんあります。
店によって値段は変わりますが、だいたい5〜6レアル。
街角で見かけたら、ぜひ、お試しください。
アサイーの栄養価(果肉100グラム中)
カロリー:247kcal
プロテイン:3.8g
食物繊維:16.90g
カルシウム:118mg
鉄分:11mg
リン:0.5mg
ビタミンB1:11.80
ビタミンB2:0.36
ビタミンC:0.01
脂肪分:12.2g
[参考資料]
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