『Abertura de Fornada de Cerâmica』――窯開きのお知らせ
ブラジルには日本からの移民の影響で約20ヶ所の登り窯があるそうですが、なかでも、サンパウロから約220キロ離れたリオ州との州境の街、Cunha(クーニャ)には現在5ヶ所あり、ブラジル有数の陶芸の町として栄えています。
このクーニャで3月22日、日本移民100周年を記念して登り窯の窯開きが行われるという情報をキャッチしました。
今回、窯開きを予定しているのは、『Atelier de Cerâmica SUENAGA & JARDINEIRO』という、日本人とブラジル人の陶芸家が営むアトリエ。
1985年にオープンした二人の工房では、古くからの伝統的な方法で自然の中から鉱物を採って粘土を準備し、ユーカリの薪の灰や籾がら灰などを釉薬に使っているそうです。
二人の熟練した手作業とこれまで培ってきた美感が調和した作品は、ユーカリの薪で焚く1400度の高温の炎の流れを30時間も浴びることによって、想像をはるかに超える表情を与えられます。
まるで、炎が一つ一つの陶器に魂を吹き込んでいくみたいですね。
窯開きでは盛り鉢や湯呑みなど日本食器、いけ花用の花器、茶道の茶碗や水差し、お猪口や徳利といった酒器など約1500点が展示即売されます。
陶器が好きな人は、どうぞ、お出かけください。
食卓に華を添えてくれる素敵な食器に出会えるといいですね。
インフォメーション:
『Abertura de Fornada de Cerâmica(窯開き)』
日時:3月22日(土)午前10時から
住所:Rua Dr. Paulo Jarbas da Silva, 150 – CUNHA – SP
電話:(12) 3111-1530
E-mail:ateliesj@uol.com.br
www.ateliesj.com.br
なお、アトリエは祝日・週末も一般公開されています(9:00〜18:00)。
アトリエの行き方はこちらのサイトでご確認ください。
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