サントス探訪(中)――Museu do Caféで歴史を学ぶ

公開日 : 2008年04月26日
最終更新 :

歴史情緒と活気にあふれるサントスの町を探訪しませんか。

サントスの魅力を3回にわたってお伝えします。

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ブラジルといえば、コーヒー。

ブラジルにコーヒーが伝わったのは1727年、仏領ギアナからでした。

1825年、当時の輸出大国ハイチが経済危機に陥ったのをきっかけに、ブラジルは一気に勢力を伸ばしました。

2007年には約2480万俵、重さにして1488万トン、金額にして337万8千ドルのコーヒー豆を輸出。

現在は、ベトナムやコロンビアなど他国と比べても、生産・輸出のいずれの分野でも世界市場の3割近くを占め、ダントツ首位をキープしている正真正銘のコーヒー王国となっています。

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そんなブラジルのコーヒーの歴史が一目で分かる、『コーヒー博物館』がサントスのセントロ地区にあります(写真上)。

このネオクラシック調の建物はもともと、ブラジルの主要輸出品だったコーヒー豆の取引を集中管理するため1922年にオープンしたコーヒー公式取引所のもので、1998年、『コーヒー博物館』として生まれ変わりました。

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入口を入ってすぐの売買立会いをしていたところ(写真中)、その天井を彩るステンドグラス(写真下)は思わずため息をついてしまうほど荘厳。

2階に上ると、ブラジルのコーヒーの歴史を語るパネルや世界各国のコーヒー事情、日本の缶コーヒー(!)も展示されています。

博物館を見学し終えたら、併設のカフェテリアでゆっくりとおくつろぎください。

[参考資料]

インフォメーション:

住所:Rua XV de Novembro, 95 - Centro – Santos

電話:13-3219-5585

開館時間:

火〜土 09:00〜17:00

日 10:00〜17:00

(チケット販売は16:15まで)

入場料:大人5レアル、子ども2.5レアル

Email:museudocafe@museudocafe.com.br

http://www.museudocafe.com.br/index.asp

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コーヒー博物館のカフェテリアで是非ともお試し頂きたいもの。

それはコーヒーのアイスクリーム!(写真左)

このボリュームで4レアル。

甘さ控えめですよ。

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