Memorial do Imigrante(移民博物館)
500年前のポルトガル人の到来から、ブラジルは様ざまな国の人たちを受け入れ、今ある他民族国家を形成してきました。
特に19世紀後半はイタリアやドイツ、ポルトガルからの移民が大量に押し寄せたわけですが、彼らがサンパウロに到着した後、最初に過ごしたところが『Hospedaria do Imigrante(移民宿泊所)』、現在の『Memorial do Imigrante(移民博物館)』です(写真上)。
この博物館は、1820年代以降、サンパウロ州にやって来た移民の歴史を保護・調査していくために1998年にオープン。
毎月1万人の入館者があり、その60%は小学生とのこと。
館内には移民にまつわる展示のほか、博物館から発着する路面電車で当時の雰囲気を楽しむことができます(写真下)。
また、観光だけではなく、州政府による移民・移民の子孫向け上陸証明書発行サービス、船名や上陸年で移住者の名前を調べることができる移民名簿データベースなどもあり、かつての同船者を探すお年寄りやその家族の姿も多く見かけます。
博物館イベント情報はつづきをクリック!
インフォメーション:
住所:Rua Visconde de Parnaíba, 1316 – Mooca
最寄り駅:地下鉄Bresser(ブレッセル)駅
電話:11-2692-1866
開館時間:火〜日・祝 10:00〜17:00
入館料:大人4レアル、学生2レアル、7歳以下と60歳以上は無料
(毎月最終土曜日は入場無料)
http://www.memorialdoimigrante.sp.gov.br/index.htm
移民博物館イベント情報
『Ceminário: Centenário da Imigração Japonesa(日本移民100周年セミナー)』
日時:5月19日(月) 9:00〜13:00
場所:移民博物館
対象:先生、観光ガイド、一般市民
参加費:25レアル
問合せ先:11-6692-1866
E-mail:roseli@memorialdoimigrante.org.br; renata@memorialdoimigrante.org.br
『XIII Festa do Imigrante(第13回移民祭り)』
日時:6月8日、15日(日) 10:00〜17:00
場所:移民博物館
内容:20カ国・地域の移民たちが参加するイベント。民族舞踊発表、お国料理や手作り装飾品などの屋台が楽しそう!
電話:11-2692-1866
入館料:大人4レアル、学生2レアル、7歳以下と60歳以上は無料
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