アクリマソン公園の池が消えた!?
サンパウロ市には数かずの美しい公園がありますが、そのうちの一つ、アクリマソン公園(Parque da Aclimação)の池が2月23日午後5時過ぎ、豪雨が降った直後、1時間足らずで干上がってしまいました。
原因は池の水量を調節していた余水路が壊れてしまったため。
7800万リットルもの水が一気にタマンドゥアテイー川(Rio Tamanduateí)に流れ込んだそうです。
ちなみに7800万リットルといえば、上野公園の蓮池とボート池を足したぐらいの水量です。
可哀想なのは、池に生息していた魚や亀、アヒルやカモなどの鳥たち。
ものすごい勢いで吸い出されてしまったため、ほとんどが命を落としました。
辛うじで生き残った生き物は消防員らによって救助され、イビラプエラ公園(Parque do Ibirapuera)へと移されたとのこと。
アクリマソン公園では、ちょうど、サンパウロ市役所が公園の下水網の改修工事をしていましたが、余水路損壊との関連は不明です。
また、余水路損壊の直前まで降っていた豪雨との関係もつかめていません。
サンパウロ市は25日、公園を閉鎖して利用者に対する安全確認などを実施、26日以降に再び開園するとしています。
(写真上:ネットが張られたアクリマソン公園の池、写真下:公園入口の貼り紙)
[参考サイト]
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